軌跡347 棺桶

2010年10月13日 映画
先日、「ハートロッカー」を観てみましたよ。
えーと、いきなりではあるが、そんなに面白くはない。
面白いとか面白くないとかいう次元の話ではないとは思うんだが、
命賭けて爆弾処理している人達がいる、
というなんとなくドキュメンタリータッチな映像で話が進んでいく。

今まで爆弾処理ばかりしてきて感覚がどうにかなっているのか、
周囲の声を無視して突っ走っていく主人公には痛快さを感じた。
「死ぬなら気持ちよく死にたい」と、防爆服を脱ぎ捨てて処理に当たる姿には、
あぁ、死ぬ時には死ぬからなんもいらないや、みたいな感じなんだろう。

この主人公、最初の方はマジメじゃないというか、
1人だけ浮いている印象を受けたのだが、
人間爆弾になっていた少年を見つけた後から印象が変わる。
この辺りからなんというか、空気が変わるんだよ。
なんか、重いというのか、これまでの痛快さが飛んでいったというような。

ガイ・ピアースやレイフ・ファインズも登場しているが、
え、もう終わり? というくらいのちょい役。
ガイ・ピアースってどこで出てたの? って、
最初に爆弾処理した後吹っ飛ばされてしまった班長だった。

ジャンルが全く違うから評価のしようも変わってくるけれど、
「ハート・ロッカー」と「アバター」、なんでここまで受賞が分かれたのだろう。
正直、ハートロッカーがここまで賞をとったことには疑問。
賞をとったから観たらスゴイよ、というのはアテにしない方がいい。
ヒマなもんはヒマなのだ。

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