ゲームをプレイして、それがただ単に面白いから、
という理由だけで長いこと遊び続けてきたわけではない。
ゲームによって得られるものが他にあるから、続けて来れたとも言えるのだ。

その例が顕著なのが「RPGツクール」との出合いである。
わしはこのツクールとの出合いによって、
それまで苦手だった国語の文法について勉強するようになっていった。
文章を読んで書いて覚えていかなければいけないから、
本を買いあさって読みふけったりしていた。
そのおかげか、今こうして文章を書いていられるのも、
根底にはツクールとの出合いがあったからである。
ツクールは、厳密には「ゲームではなくゲームをツクるツール」であるが、
ただ暇潰しのためだけにゲームは存在しているんじゃないことを教えてくれる。
さらには、DVDを買うきっかけになったのもツクールの影響だ。
映画をたくさん観て物語を知り、自分の物語の参考にしたかった。

また、太平洋戦争についても興味が湧き、その本を買うきっかけになったのが、
「提督の決断Ⅱ」というシミュレーションゲームであった。
それまでまったく戦争について興味はなかったのだが、
提督の決断と出合ったことで、その作品に登場する人物のことを調べてみようと、
ひたすら太平洋戦争に関する本を買いあさり読んでいた。
「山本ごじゅうろくって誰だ? ごじゅうろくじゃない、いそろくだ」とか、
些細なことでも新たに知る情報があると、歴史を調べるのは良いものだ。

さらには「信長の野望」においても、戦国武将について興味が大いに湧いた。
そのおかげか、今現在「戦国武将ファイル」を集めている最中であり、
これが最終的に10冊くらいのふっとい資料になるのかと思うと、ワクワクする。
楽しくプレイしてなおかつ歴史にも興味を湧かせる、
コーエーってのはなかなか戦略的なゲームを作ってくれるものだ。

わしが作曲に興味が湧いたのは、「デザエモン」との出合いによる。
音符を並べて手軽に作曲出来るのはデザエモン以外にわしは知らない。
他の作曲ソフトはなんだかお堅い感じがして、なおかつわかりにくい。
あんなのじゃあ、デザエモンで得られた「楽しく作曲」というのはムリである。
デザエモンは音符自体、コミカルなアイコンで表示されていたため、
それもかなり楽しく作れることにも繋がっていたように思える。
大事よ、こういうのは。
今後デザエモンのような作曲方式のツールが出るんならイイと思う。
別に作曲が好きでもなんでもなかったわしが
好きになれるほどの影響力があったんだもの、好きになる人は増えるはずである。

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