今回の造形は、出来るだけモールドを多くしようと考えている。
これは、ミナツを制作していた時、着物に模様を描けたら綺麗になるだろうなぁ、
でもまだ描ける気がしないから、この空間はもったいない、
ということを思い知ったため、せめてモールド彫りでもして、
見た目の情報量を多くしたいということである。

もちろん、そのモールド彫りは、見た目のクオリティを上げることは出来るが、
逆に相応の労力も必要となるため、諸刃の剣となる。
かといって、やらなければ技術力は向上せず、そう、
どっちにしても数をこなすだけでは経験値などタカが知れており、
まだやったことのない領域に手を出していくことで初めて、
それ相応の経験値が手に入るようになるのである。

問題は、モールドを彫ることではなく、「モールドのデザイン」にある。
わし、セーマ・タケcはどうもデザイン関係に疎い。
周りの奇抜なデザインを見ると、この人ぜってぇ頭の回路が違うな、と感じる。
こう、うりゃとりゃそぉおーりゃあぁーーみたいなデザインは、
わしの場合は実際にネンドを付けながらでないと閃いたりしない。
今までの経験上、デザイン画から起こせることはまずないだろう。
そういうことで、彫って埋めてを繰り返し、
方向をズラしながらのモールド彫りにもチャレンジである。

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