軌跡483 造形戦記61 四角い棒
軌跡483 造形戦記61 四角い棒
軌跡483 造形戦記61 四角い棒
先日、左腕をカットして角度を修正、
右腕と直線に並ばないようには出来た。
後は二の腕からヒジの間までが
真っ直ぐになるように削って調整していく。
これで1つ、気になる箇所を減らすことが出来た。

左ヒジを改修するにあたり、
手首が髪に当たるようにも調整してみた。
実は、指にあたる部分を髪の間に引っ掛けて、
腕が後ろに持ち上がらないようにストッパーをかけている。
やはり、針金を使っただけの今のジョイントのままでは、
がっちりと現状をホールドすることが難しい。

そこで段取りしようとしているのが、四角に作った芯棒。
丸型の針金に対し、四角であれば回ることはない。
が、それを差し込んで固定するまでが難しい。
片方を埋めていったん抜いて、もう片方に固定する、
といった手順が必要になりそうだ。
その際、同じ角度で合わせとかないと・・・困るよ。
改修点である左腕、ヒジの向き変更を実行中。
バッサリと切ってしまった後、あ、目安に鉛筆で線引くの忘れた、
ということを思い出すも、まぁいいやと再びべちゃっと引っ付けた。
ヒジを少し内側に向けると共に、腕の位置を気持ち上に上げて、
これらの角度で指先が頭につく所までもっていった。
まぁこんなもんかな、とりあえずは。

ひっつけた肩口を乾かしている間に、髪飾り周辺の細工も進めた。
髪をくくっているヒモの部分がはまる所に窪みを作り、
それ単体を取り付けた際にグラグラしないようにポッチンをつけたのである。
また、ポニーをつける際にもポッチンがあった方が固定されるので、
これの段取りを今しているところである。
軌跡480 造形戦記59 長丁場
軌跡480 造形戦記59 長丁場
先日、左腕の位置を上にズラし、たと思っていたのだが、
前に作っていたものとズラしたものを比べてみると、
ズラしたというより角度が少し変わっただけ、
という風にも見えてしまうため、
やはり思い切りが足りないのではないか、と思うのである。
おっかしいなぁ、もう少し上にズラせ、か。

改修すべき箇所というのはまさに左腕の「高さ」
ではなく、それはあくまでフェイントであり、
骨格的に上げた方が自然に見えるから上げたいのであって、
真なる改修点はそこにはない。
その真なる改修点とは、上から見た際の「左ヒジの位置」にある。

上から見るまでは特に気にもしていなかったが、
ほぼ一直線にヒジが並んでいるのに違和感を感じた。
実際にそのポーズをしてみると、
右足を前に踏み込んでいる時は左ヒジはもう少し前に行くはずなのだ。
そこが改修点である。
ここにきてようやくヒジのことに注意が向くようになるとは。

もう一度肩口から切り離し、
位置をもう少し上にズラすと共にヒジをもう少し中に寄せる。
その後、指先の表情をつけて様子を見るようにしたい。
長丁場な戦いになりそうだ。
軌跡479 造形戦記58 新たな段階へ
先日から左袖の辺りをイジってきて、
前よりは段々と良くはなってきているなぁとは
思っていたのだが、今日、何気なく上から頭を見てみると、
そうか、そういうことだったのか・・・! と驚愕した。

上からの写真は滅多に撮らなかったため、
前に撮っていたのを探してみるとこの1枚しかなかった。
せっかく前後左右上下から眺められるものを作ってきているのに、
上から見ることをあまりしなかったことは迂闊だった。

袖で脇の下を隠している方がコンパクトで
カワイらしく見えてしまうけれど、今はそんなことを言っている場合ではない。
思い切って改修しなければならない段階に来たようだ。
いうて、思い切ってとか、そんなこともないけど。
切ってつけてってのは何回もやってきたことではあるが、
今回のはタケ的にやっておかねば後で後悔する、というほどの気になる度。

その改修すべき箇所とは、以下次号。
たまたま休みになった今日、せっかく造形を進められるチャンスであったのに、
午後5時までボケーっとしたり寝ていたりで何もしてねー!
なんてもったいない時間の使い方なんだ。
調子が乗らないとこんな自堕落な時間の使い方をしてしまう辺り、
フィギュア造形に対する覚悟の程はその程度であったのか。

乾燥させるのに時間がかかってしまう以上、
一日分時間があるのは貴重なんだ。
朝、お日様が昇る前に造形・・・は寒いからまだムリだが、
それくらいの気持ちで休みの日は造形に集中したかったな。

とはいえ、もう全体的に触っていく段階は過ぎ、
個々に形を整えていく段階に達してきたので、
このような形にしてはどうか、という欲求がなくなるまで、
もうしばらく様子を見ていくことにはなるだろう。
一応、袖周りの細工は進めてみた。
手首造形用の塊も作り、次回からちょくちょく指先を作ろうか。
今日進めた作業といえば、昨日・・・昨日、昨日だったっけ、
おぉそうか、仕事の残りを片付けた後に作業したっけ。
左腕の位置を上にズラしたことで、今日はその周辺のしまいをしていたか。
ほんの少ししか進めた感じはしなかったけれど、
この積み重ねは一ヵ月後に必ず形になってくる。
そう思い思い、今まで作業してきていたら、
今はもうサーフェイサーを吹ける段階にまでこれていたかも知れないが。

もうしばらくは左腕周辺の細工をしていくことになりそうだ。
気になった部分はある程度気にならなくなるまでは触りたい。
そうしていくうちに、また違う部分が直しの対象に見えてくる。
後ろダレからの交差帯についても、バッテンでいくのではなく、
やはり前で結び目を作る、という方向に心が傾きかけている。
その方がシンプルっぽいっていう、今回のコンセプトに沿っている。

また、素体1号からの技術のフィードバックを活かすならば、
色々と付け足したいパーツもあったりする。
それは見た目のボリュームとシンプルさと相談することになりそうだが。
軌跡474 造形戦記55 唯一触れていない箇所
軌跡474 造形戦記55 唯一触れていない箇所
わしが素体4号ミナツを制作してきた中で、
未だに手をつけていない箇所が1つだけある。
それは「手首」だ。

こういうのがつきますよ、
という目印程度しかつけていない手首、
なんというか、やはり難しい。
なかなか作ろうという気にならないが、
手首を作ることによって、作品全体の印象は
グッと引き締まってくるはずなのである。

素体1号であるサナを作っていた時は、
ネンドを平たくして線を四本引いて指の境目を作り、
各指を丸くして形にしていたのだが、
結局4本切り離して整形してくっつけ直すということをしていた。
それはそれで指先が完成するのだったら良かった、が、
複雑に曲げたり間を空けたりして表情を作ると、
それは複製出来るのか? という疑問にぶち当たることになった。

複製がしやすい表情にしなければ、
原型の時は良くても後で困ることになるので、
出来れば指の間は空けないようにした方が良いと思う。
まぁ、ひじを曲げて上に出している左手は、
「おいっすー」みたいな指を伸ばした感じにしたく、
また、右手は軽くグーで手のひらを前に見せている感じ。
細かい修正は全体を通して腐るほどあるが、
まずは手首まで作り上げて一通りパーツを揃えたい。

手首を作ることに加えて早めにやっておきたいことは、
左腕をもう少し上にズラすことである。
どうも今のままでは違和感が拭えない。
骨格の構造的に、やはり腕はもう少し上がってくるようだ。
気持ち腕の長さも伸ばした方がいいかなぁとも思う、が。
切って伸ばして切って削って、の繰り返しである。
軌跡473 造形戦記54 タケがアニメキャラを造形しない理由
似ないからですよ。 もうそれしか答えようがない。
元々ある設定資料から形を作るのって、
わしから言わせるとそら難しい。
途中からタケキャラに変わるよな、と激しく思う。
よく造型師の人は似せて作れるよなぁと感心している。
だから、アニメキャラのフィギュアは自分で作らないで、
完成したものを集めるようにしているわけである。

今までネンドをこねてきていい加減わかった。
わしは、設定資料を用意して、その絵に合わせて造型することが出来ない。
まぁ、ある程度ポーズについてはこういうのが作りたい、
というイメージは湧いてくるが、
服装は作りながらでないと思い浮かばないのである。
それは何故か、ノートに書いた服と実際に作る服とでは、
空間的に無理が生じることがあるからである。
二次元と三次元の違いというやっちゃね。
で、あるからして、その場その場で繕うことが、
わしの制作方法に合っているのだ。 合っていた。
だから、素体4号作りのコンセプトである「着物」程度しか、
イメージを通して続けてこれているものはない。

わしの好きなアニメキャラって、そりゃいっぱいいますよ。
いましたよ、時代時代の移り変わりで記憶から消えていったキャラも。
それでも、ふと思い出す時もあるわけですよ。
わしがポニー好きになった原点は、おそらく「さすがの猿飛」に出てくる
「まこ」ちゃんだっけか、あそこ辺からだったかと思う。
あの時代って結構ポニーキャラがいたような気がするんだ。
ポニーに限らず、「ふしぎの海のナディア」のナディアとか、
「エヴァ」のアスカとか、登場する作品が面白ければ、
自然とキャラにも愛着が湧いてくるんだろうなと思う。
といいつつも、実はフィギュアでアスカとか一切持ってなかったり。
もうなんなんだろうね。 よくわからない。

着物系ってイイなぁ。
参考になるフィギュアがかなり少ないから、
色んな所から情報を仕入れてこないとなかなか形に出来ないけれども、
町娘って響きってなんかイイじゃないか。
おぉおぅ、愛いやつ愛いやつじゃ、とか。 ・・・まぁいいや。
精進の日々は続いていく。
軌跡472 造形戦記53 昨日の続き
軌跡472 造形戦記53 昨日の続き
軌跡472 造形戦記53 昨日の続き
やろうやろうと思うにも、
なかなか手を出せなかった袖の造形であったが、
とりあえずの形で両腕にかぶせてみることにした。

二の腕からヒジまでの間に袖の生地を収めるため、
そこにシワがかなり寄るであろうことを考え、
ギョーザみたいに何回も折り重ねて収めてみた。
まぁ、ここから整えていく感じだろう。

で、乾かそうにも横に出来ないので、
ある程度自然乾燥させた上でオーブンの熱でさらに乾かす。
そうしていくうち、気がつくと
なんかスルメみたいに後ろにカールしてしまっていた。
が、逆にこれの方が動きが出てきたのでそれでいくことに。
この両袖は何回も試行錯誤が続いていくだろう。

前ダレの前で交差させた後ろダレからの帯は、
前ダレの前で結び目を作る方に替えようかどうか検討中。
このバッテン方式だと、後ろダレからのヒモは、
布を引っ張る格好になるのでシワの入り様が変わってくる。
ぎゅっと引っ張る感じが出るようになるんだ。

今日の作業は、実は後ろの部分がほとんどで、
まぁとっかかりに目印を置いたという程度。
なんかパーツが増えてきたなぁ。
軌跡471 造形戦記52 やれることをやるしかない
軌跡471 造形戦記52 やれることをやるしかない
軌跡471 造形戦記52 やれることをやるしかない
ポニーをしばっている髪飾りを
どのような形にするかを検討したところ、
V字にするか八の字にするか、はたまたバッテンにするかと
思案していたが、くの字の反対みたいな格好になった。
ガンダムXのサテライトキャノンみたいな感じだ。

次は、つっかけの位置を調整するため、
足の裏を削って薄くして、つっかけにピタッとつくようにし、
真っ直ぐ立つようにも調整を施した。
ポーズ自体は少しパッと踏み出したような感じゆえに、
つっかけは地面にベタッとつくようにはせず、
内側が若干浮いている状態にしている。
そのため、立たせるためのネンド調整が結構めんどくさかったが、
イメージ的にはほぼ固まってきたかなと思う。
後は袖と前垂れ辺りの造形だ。
この2日間の作業で、まぁまぁ進んだかなという感触はある。
髪飾りをつけたりつっかけをはかせたりと、
見た目はちょろっと変わった程度なのだが、まぁ進んだ。

惜しむらくは、見た目が変わるであろう、袖をまだ作っていないことである。
そこに至るまでにやらねばならない段取りが割とあった。
というのも、袖をつけた後の作業性を考えて、
腕を切断する箇所を色々と検討していたり、針金を入れる箇所を検討していたり、
なんぞかんぞしている間に時間が経ってしまった。

つっかけをはかせたことで立ち角度が微妙に変わってしまったため、
裸足で合わせていた土台を改修する必要が出てきた。
案外こういう作業って時間を食っちゃったりしちゃったりする。
素体完成まではずっと支えることになるので、これ重要。

これから先の作業は、まずは袖をつける段取りをすること。
それから、後ろダレから伸びるヒモを前で結ぶ、
というのをまたまた変更して、ヒモを反対側の後ろダレに引っ付けるようにする。
一応はどちらのバージョンも作ってみて検討してみてもよい。
軌跡466 造形戦記50 見えてきた先
軌跡466 造形戦記50 見えてきた先
軌跡466 造形戦記50 見えてきた先
先日の日曜、やれることはやっておかねばと、
作業の続きを進められるだけ進めることにした。

まず始めにやったことは、前々から気にしつつも
手を出していなかった首の辺りの細工。
三角のネンドを首に引っ付けて、襟の中に入るように調整。
こうやっておきつつ、万全を期すために
鈴なんかを首にかけるようにすれば継ぎ目が目立たなくなる。

次にやったのは、腕と袖の境目の細工。
二の腕に巻いてあるのが境目で、そこからヒジまでを袖にする。
普段の袖はヒジから下を覆うくらいあると思うので、
二の腕内に袖を集めるため、しわを凝縮するような感じ。
肩口から袖までの細い肌色部分は、
これは筆で色を塗った方が速そうだ。

次は前垂れのしまいの細工を検討。
向かって右側はスカートの横に布が回っているようになったが、
左側はもっと削らないと後ろスカートより前に出てしまう。
ここら辺を薄くしつつ、前垂れの前で
後ろスカートからの結び目を作る格好になる。
この結び目は後ろスカートの部品ではあるが、
複製の関係で前垂れに引っ付ける格好になる。

全体的な見た目を整えるためには、あと、
袖の造形とつっかけの造形、手首の造形が必要だ。
それで大体のパーツが揃うことになる。
現段階で、複製に難儀しそうな所は、ポニーにしている髪くらいかなぁとは思う。
他は極力シンプルにするよう努めている。
次の休みにパーツを揃えたいな。
軌跡460 造形戦記49 やり残し作業の検討
軌跡460 造形戦記49 やり残し作業の検討
軌跡460 造形戦記49 やり残し作業の検討
先日に、次回制作する部分を残すということで
触る部分をあらかじめ決めて、
それをどう造形していくかを検討していく。

わしの頭ん中では、後ろのヒラヒラスカートから
紐を前に伸ばし、それを交差させて
内側のスカートに引っ付ける、というイメージ。
・・・というのを考えていたが、
もっと簡単に考えると、スカートの前面で結ぶ
ということもアリだなと思ったりする。
色々と結び目1つの位置でも、
その他の部分の連結が変わってきたりするから、
想像力が働く限り検討を繰り返す。
内スカートの切れ目に装飾としてリボンをつけたいので、
後ろからの紐がその部分にまでくるとなぁ、と考えてはいた。

その作業を、ある程度形を整えた後、
腰帯の後ろにデカいリボンというか、帯の結びをつけたい。
また、クツ下のラインで段差をつけつつ、つっかけを履かせる。
さらには、腕に袖をつけたりすれば、見た目が引き締まってくる。
そんなもんかな、当面の作業は。
昔っから思ってたんだが、あの着物の袖って
なんであんなにヒラヒラしてるんだろう。
妙にそそられるってのはあるんだが、いや、それで十分だ。
軌跡458 造形戦記48 テンション維持
軌跡458 造形戦記48 テンション維持
軌跡458 造形戦記48 テンション維持
今日は、左腕の位置を調整した。
細かいことを言うと他にも色々とやってはいたけれど、
細かいので見た目はあまり変わっていない。
で、左腕の高さを針金一本分程度上げて、
人体構造的な補正を施したというわけだ。

ロボならこの部分は上がることはないが、
人間であれば腕を横に上げただけでも肩より上に上がってくる。
また、着物で隠れるものの、胸の位置も多少変わってくるので、
それも意識して上に持ち上げた。
ついでに、首を襟から下をいったん切って、
根元でドッキングさせるように長さと共に調整した。
目に見えて変わった今日の作業はこのくらいか。

左腕を調整しつつ、腕の太さも調整したため、
袖はまたかぶせ直さねばならない。
他にもスカートの前につけるタレを引っ付けて、
その周囲に装飾を施して様子を見、
全体的なバランス調整をしつつ形を整える。
一週間ごとに写真を見比べると、
確かに整ってきていると実感出来る。
一週間に二日でも、一日中作業出来る日があると、
制作意欲は維持出来るようだ。
軌跡455 造形戦記47 いけると思った時がイケる時だ
軌跡455 造形戦記47 いけると思った時がイケる時だ
一応、付けられるだけのものは付けて、
大体の格好は整ってきた。
ここに至って初めて、あぁ、なんかイケてきたな、
と思えるようになった。

これから先の作業は、またとりあえず、になってしまうが、
袖の部分の制作、スカートの前部分の装飾、
つっかけの制作、胸辺りの着物部分の制作、
とまぁ、そんなところである。

少しでも気になった所をメモっていくとキリがないけれど、
今日は見た目が進んだなぁ! と思えた後は、
そこからもっともっと洗練させていこうと元気が出る。
・・・あ、そうそう、首根っこを
襟の部分から着脱出来るようにもしないといかんなぁ。

今のところ、複製に関して難儀な部分は見当たらない。
極力、複製が難しい部分が出ないようには意識して作業している。
この調子でいければ、なんとか複製もイケますよ。
軌跡454 造形戦記46 換気ブース完成
軌跡454 造形戦記46 換気ブース完成
今まで造形作業をする上で一番不便だなと思っていたのが、
削った際に出るネンドの粉が空中に舞うことだった。
手元に換気扇を置いて作業出来れば、
とは思っていたものの、それはなかなか実現出来なかった。

そこで、塗装ブース用の箱の裏につけてある換気扇を
外して手元に持ってくるように改造を施した。
換気扇がちっちゃいから、ほんと手の近くで
回さないと粉を吸ってくれない。
まぁ、これでルーターで作業する際に非常に役に立つだろう。

これから先は、必要な物をとりあえずひっつけてみて、
形を整えていく作業をしていくことになる。
石粉ネンドを速く乾かす方法ってないもんかねぇ。
ネンド用の電子レンジってないもんかね。
おっと、そういや昨日はモンハンしていなかったなぁ。
もう、そんなに3rdにだけ集中することもなくなってきたということか・・・。
まぁ、友人と2人でプレイする場合はまた別の楽しみがあろうが、
今フィギュア制作の方に気持ちが傾いてきているのはイイ兆候である。

が、仕事が割と遅くなった場合とかの日は、
気分が乗らないので制作は出来ずじまいになる。
そういった時でも、次回制作する際、
どこの部分を直していけばいいのかをリストアップする。
もう思いつくままどんな小さな点でもメモする。
それを1つずつ消していくことで少しずつ完成に近付けていくわけだ。
ツクールをやっていた時にもこの方法で完成度を上げていっていた。
出来ることからコツコツとクリアしていけば、
前の日からそれだけ形が整っていくことになる。
制作意欲を減少させない方法を考えるのも楽しいものだ。
軌跡450 造形戦記44 町娘という響き
軌跡450 造形戦記44 町娘という響き
軌跡450 造形戦記44 町娘という響き
とりあえず全体像を完成させねばならないと、
日夜造形に励んでおるが、なかなか進まず、
というのは相変わらずであるけれど、
それでも頭くらいはある程度進めようと、
カツラを被せてみると、
なんかエルピー・プルみたいな感じになった。
創作意欲を持続させるために、
最初はこれくらいの状態で十分である。

次、腰の後ろにに引っ付けるヒラヒラ作成。
これは1号のサナを造った時の技術を
応用することになったが、まだ造り方がよくわからない。
短冊状に線を入れてフレキシブルに曲げられるようにして、
焼いて曲げて焼いて曲げてを繰り返して、
その上に薄いネンドを貼り合わせて形を整えていく。
なけりゃないで一向に構わないのだけれど、
なかったらサッパリし過ぎになりそうな感じ。

再び、頭を造形。
髪のボリュームを抑えて、整えてきた。
この時にルーターで目の窪みを彫っているのである。
首は、着物を形作った後、襟の中に差し込むようになるだろう。
切断面を外に出さないような造りにするのはなかなかめんどい。

着物は、当初肩を出している造りにしたかったのだが、
どうも造形的に難しそうだったので、
まずは袖だけでもつけてみようということで、
前面だけはある程度整えてこれた。
後ろから見ると、びんぼっちゃまみたいな状態である。
3rdでロアル亜を2匹ほど倒した後は、造形の研究に入った。
なかなか進まない作業だけに、1日ずっと造形をしても進んだ気がしない。
が、時間をかけているだけは確実に進んでいるので、あとは根気の勝負となる。

今回は新たな力であるルーターを使っての作業が増えてきた。
特に嬉しかったのは、目玉の造形についてだ。
今まではカッターの刃で丸く削ったつもりでも上手くいかなかったのだけれど、
ちっちゃい丸ヤスリで目のくぼみを彫ると、なかなかイイ具合になった。
今まで出来なかった作業だけに、使える道具はなんでも使わないとな、と。

これから先の作業は、とりあえず髪の全体を作ること。
それと服装も全体を構成していくこと。
どうも部分部分に集中してしまって、全体が作れていない。
着物の袖のあのヒラヒラ、さてどうやって作るかねぇ。
以前、わしはルーターというものに手を出してみた。
これは先っちょがブイィィーンと回転する、
歯医者さんで使うような研磨する道具であるのだが、
カッターや彫刻刀が入らない細い部分を削るのに役に立ちそう、
と見て、どれだけ役に立つかわからなかったから、
とりあえず安いのでえぇわと、単4電池で動くものを買って試してみた。

・・・あまり安いのは役に立たん! というのが感想。
さすがに電池で動かすのはパワーが足りない。
刃をつけて切断しようにも、パワーが足りないから摩擦で止まる。
使えるとすれば、縦に力がかかる、穴あけの研磨とかそういうのだ。

・・・で、今度はちょいと大枚はたいて普通のルーターを購入。
今回のは電源をとるやつで、回転数も自由に上げられるタイプ。
刃をつけて最初から最高速でネンド棒を切ってみると、
おぉ、さすがにパワーが違うわぃ、粉煙と一緒にザブゥと切れる。
まぁ、そんなに上げなくとも止まることなく普通に切れるので、
これは良い買物をしたと満足。
前のルーターを買う際に別売りの刃も買っていたから、
大体の研磨器具は揃ったことになる。

道具によって作業時間が短縮出来るのなら、それに越したことはない。
ムリな力がかかって折れていた細かい作業が減ると嬉しい。

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