軌跡446 造形戦記41 なかなか思うようにはいかず
2011年2月4日 造形戦記
ノートに書いた絵を基にして、大体の形を整えてきた。
この上に服をつけていくと着膨れしてしまうので、
見えない部分は思い切り彫って、
色塗りの際にも都合のいいように着脱可能にはしておく。
実際、この写真より今はもっと作業は進んでいて、
スカートをどのように加工するかで四苦八苦している。
正直、絵のようにはなかなかいかんなぁと思うのである。
1つのことに集中して、どうしても上手くいかんなぁという場合は、
気分転換がてら、他の部分に触ってみると進むことがある。
特に顔の辺りが進むとやる気が出てくる。
今現在、仮に髪の毛やもみ上げとか付けてみたら、
グッとやる気が出てきた。
最初に頭から作るのは、そういうやる気を引き出すことにも繋がるのかと、
今さらながら思うのであるが、なんていうか、
そうそう、中まで乾くのが時間がかかるから、
結局後回し後回しになってしまうんじゃないかと。
頭だけは芯だけでもいくつかストックしておいた方がいいのかのぅ。
この上に服をつけていくと着膨れしてしまうので、
見えない部分は思い切り彫って、
色塗りの際にも都合のいいように着脱可能にはしておく。
実際、この写真より今はもっと作業は進んでいて、
スカートをどのように加工するかで四苦八苦している。
正直、絵のようにはなかなかいかんなぁと思うのである。
1つのことに集中して、どうしても上手くいかんなぁという場合は、
気分転換がてら、他の部分に触ってみると進むことがある。
特に顔の辺りが進むとやる気が出てくる。
今現在、仮に髪の毛やもみ上げとか付けてみたら、
グッとやる気が出てきた。
最初に頭から作るのは、そういうやる気を引き出すことにも繋がるのかと、
今さらながら思うのであるが、なんていうか、
そうそう、中まで乾くのが時間がかかるから、
結局後回し後回しになってしまうんじゃないかと。
頭だけは芯だけでもいくつかストックしておいた方がいいのかのぅ。
軌跡443 造形戦記40 全体を構成しろ
2011年2月2日 造形戦記
こないだ頭にピキーンと閃いたポーズを基に、
右足を切断して着脱可能にしつつ、
ノートに書いた絵のように脚の傾きを調整していった。
素体4号のイメージは「和風」「ヒラヒラ」、
「元気」「あんみつ姫」みたいな。
名前は「おなつ」とか「みなつ」とか「ありな」とか。
未那津か美那津か実那津か、なんかそんなイメージがある。
実際に左脚を絵の通りに傾けようと、
思いきってモモをバッサリと切って、
角度をつけて肉を盛り付けて削るという方法に出た。
しかし、絵のように近づけようとするも違和感を感じ、
結局ある程度元の角度に戻すことにはなったけれども、
後で後悔するよりも、気になることはさっさとやってみて、
ダメならダメで経験として覚えておけば良いことだし、
気になることは1つでも消していった方がいいだろう。
盛っては削って盛っては削っての繰り返しだけれど、
ネンドだけに乾かすのに時間がかかる。
気持ちが逸って削ろうとするも、
中が半生で固まっていないのはしょっちゅうだ。
それでも、オーブンがあるからこそまだ速く造形が出来る。
とりあえず、絵のように仮に服を着せるところまでこぎつけたい。
結局、人体の部分は服で隠れるようにはナルガクルガ、
今回は可能な限り服と一体にしてパーツを少なくしたい。
わしの周囲に参考となるフィギュアがゴロゴロしているのは、
やはり大きな助けになっていることは間違いない。
それは、360度眺められる、本とは違う参考書なのだ。
右足を切断して着脱可能にしつつ、
ノートに書いた絵のように脚の傾きを調整していった。
素体4号のイメージは「和風」「ヒラヒラ」、
「元気」「あんみつ姫」みたいな。
名前は「おなつ」とか「みなつ」とか「ありな」とか。
未那津か美那津か実那津か、なんかそんなイメージがある。
実際に左脚を絵の通りに傾けようと、
思いきってモモをバッサリと切って、
角度をつけて肉を盛り付けて削るという方法に出た。
しかし、絵のように近づけようとするも違和感を感じ、
結局ある程度元の角度に戻すことにはなったけれども、
後で後悔するよりも、気になることはさっさとやってみて、
ダメならダメで経験として覚えておけば良いことだし、
気になることは1つでも消していった方がいいだろう。
盛っては削って盛っては削っての繰り返しだけれど、
ネンドだけに乾かすのに時間がかかる。
気持ちが逸って削ろうとするも、
中が半生で固まっていないのはしょっちゅうだ。
それでも、オーブンがあるからこそまだ速く造形が出来る。
とりあえず、絵のように仮に服を着せるところまでこぎつけたい。
結局、人体の部分は服で隠れるようにはナルガクルガ、
今回は可能な限り服と一体にしてパーツを少なくしたい。
わしの周囲に参考となるフィギュアがゴロゴロしているのは、
やはり大きな助けになっていることは間違いない。
それは、360度眺められる、本とは違う参考書なのだ。
軌跡442 造形戦記39 個人の宝物の価値
2011年2月1日 造形戦記 コメント (2)以前、わしは資金があったらフィギュアを買い漁るということをしていたのだが、
いや、買い漁るとは少し違うな、こう心にピキーンと
何かくるものがあるものは大体手に入れるようにしていたのだけれど、
ここしばらくはさすがにお財布が不況で買物はお休みしている。
あみあみでチェックはしている、しているだけで買うまではいかない。いけない。
あぁ、これはイイなぁ、これもイイなぁ、
といって指をくわえて見ているしか出来ないわしだけど、
わしは、フィギュア=美少女、という概念ではなく、
フィギュア=芸術品であると考えている。
まぁ、見た目がかわいらしいのは、そういうモチーフだからしょうがない。
それはそれの価値があるわけで、芸術品であることには変わりない。
むしろ、見た目がそんなでも美術館に飾られて然るべきなのだ。
さて、わしの部屋には無数のフィギュアが飾られて、
多少のホコリをかぶっている状態ではあるが、
その一体一体を掃除して・・・という話は置いといて、
まだ箱から出されていない、飾る場所がないために出していないものも多数ある。
ふと、それらのフィギュアがどれくらいの価値であるのかと調べてみると、
まぁ、調べるというか在庫があるのかとかそんなことを見てみると、
定価より高く販売、これはAmazonのマーケットプレイスによるものだが、
定価より高い値段がついているのが多数あることがわかった。
わしがストックしているのは、そのほとんどが在庫がない状態、
マーケットプレイスでしか買えなくなっているものばかりであった。
故に、希少価値が随分出ているものもあり、
箱から出していない21体全てを売ると、結構な額になるようだ。
グッドスマイルカンパニーの「セイバー・リリィ」とか、
同じくグッスマの「なのは 水着Ver.」「フェイト水着Ver.」とか。
だが、だからといって売ろう! という気持ちには・・・な・・ならない。
自分は定価から値引きされている状態で買って、
それが倍くらいの値段になっているからといって、
手放してしまうのが自分にとっていいことなのかどうか。
何のために買ったのかを考えてみると、
それは「芸術品に惹かれた」からではないか、と。
そう、あくまでそれらの芸術品に心奪われて買ったのであるから、
その宝物は残して然るべきであるのだ。
個人の宝物というのは、そういう価値なのではないか(きらっ)。
希少価値があるものを持っているというのは、
なんというか、幼い頃のビックリマンシールを思い出す。
いや、買い漁るとは少し違うな、こう心にピキーンと
何かくるものがあるものは大体手に入れるようにしていたのだけれど、
ここしばらくはさすがにお財布が不況で買物はお休みしている。
あみあみでチェックはしている、しているだけで買うまではいかない。いけない。
あぁ、これはイイなぁ、これもイイなぁ、
といって指をくわえて見ているしか出来ないわしだけど、
わしは、フィギュア=美少女、という概念ではなく、
フィギュア=芸術品であると考えている。
まぁ、見た目がかわいらしいのは、そういうモチーフだからしょうがない。
それはそれの価値があるわけで、芸術品であることには変わりない。
むしろ、見た目がそんなでも美術館に飾られて然るべきなのだ。
さて、わしの部屋には無数のフィギュアが飾られて、
多少のホコリをかぶっている状態ではあるが、
その一体一体を掃除して・・・という話は置いといて、
まだ箱から出されていない、飾る場所がないために出していないものも多数ある。
ふと、それらのフィギュアがどれくらいの価値であるのかと調べてみると、
まぁ、調べるというか在庫があるのかとかそんなことを見てみると、
定価より高く販売、これはAmazonのマーケットプレイスによるものだが、
定価より高い値段がついているのが多数あることがわかった。
わしがストックしているのは、そのほとんどが在庫がない状態、
マーケットプレイスでしか買えなくなっているものばかりであった。
故に、希少価値が随分出ているものもあり、
箱から出していない21体全てを売ると、結構な額になるようだ。
グッドスマイルカンパニーの「セイバー・リリィ」とか、
同じくグッスマの「なのは 水着Ver.」「フェイト水着Ver.」とか。
だが、だからといって売ろう! という気持ちには・・・な・・ならない。
自分は定価から値引きされている状態で買って、
それが倍くらいの値段になっているからといって、
手放してしまうのが自分にとっていいことなのかどうか。
何のために買ったのかを考えてみると、
それは「芸術品に惹かれた」からではないか、と。
そう、あくまでそれらの芸術品に心奪われて買ったのであるから、
その宝物は残して然るべきであるのだ。
個人の宝物というのは、そういう価値なのではないか(きらっ)。
希少価値があるものを持っているというのは、
なんというか、幼い頃のビックリマンシールを思い出す。
軌跡441 造形戦記38 モンハン装備の立体化
2011年1月30日 造形戦記ある日、ふと思いついたのが、
そういや、今やってるモンハンの見た目装備Ver.4、
立体化したらカッチョいいだろうなぁ、という野望。
そう、今並行して進めているフィギュア制作と連動させれば、
作って作れないことはないのである。
見た目装備Ver.4の資料は、
装備変更時のキャラをクルクル回せる画面で確認出来る。
立体的にあれくらい確認出来れば大体わかる。
装備を外しながら部分部分に分けて確認も出来るしね。
細かい部分は、組みやすく解釈して作っていくしかないが、
自分の好きな格好のキャラが立体になって飾られているのって、
なんかスゴくわくわくする光景だと思う。
エルガイムMk.2みたいにバスターランチャー立てて立ってるように、
烈風砲立てて立ってるのを写真に撮って、こんなの作ってみましたと、
カプコンにメール添付して送るのが最終目標となる。
もー趣味一辺倒の見た目装備立体化、
ま、作るとして、の話ではあるが、面白い話ではある。
そういや、今やってるモンハンの見た目装備Ver.4、
立体化したらカッチョいいだろうなぁ、という野望。
そう、今並行して進めているフィギュア制作と連動させれば、
作って作れないことはないのである。
見た目装備Ver.4の資料は、
装備変更時のキャラをクルクル回せる画面で確認出来る。
立体的にあれくらい確認出来れば大体わかる。
装備を外しながら部分部分に分けて確認も出来るしね。
細かい部分は、組みやすく解釈して作っていくしかないが、
自分の好きな格好のキャラが立体になって飾られているのって、
なんかスゴくわくわくする光景だと思う。
エルガイムMk.2みたいにバスターランチャー立てて立ってるように、
烈風砲立てて立ってるのを写真に撮って、こんなの作ってみましたと、
カプコンにメール添付して送るのが最終目標となる。
もー趣味一辺倒の見た目装備立体化、
ま、作るとして、の話ではあるが、面白い話ではある。
軌跡440 造形戦記37 地道に少しずつ
2011年1月28日 造形戦記いやはや、ひっさ造形に関して書いてこなかったから、
造形戦記~ってつけるの忘れていたようだ。
別になくても構わないが、3rd戦記だけつけてるのもねぇ、ということで。
削って焼いて乾かして、うーん、もう少しこんな感じで角度をつけて、
削って焼いて乾かして、今度はもう少しこんな感じで・・・
というのを幾度と繰り返し、やはり違うかなと修正し、
それを繰り返していくことで少しずつではあるが、
頭の中に思い描いた格好に近づけていくのがわしの作り方であるが、
そう、以前、頭を作ってから体を作った方が良いんじゃないか
という結論に達したはずだったのだけれど、
いつの間にか、またキャラ案なしで作り始めてしまっているではないか。
なんというか、一瞬の閃きを得るまでこういった方法でネンドを触っている方が、
結果的に形になるのではないかという気がする。 わし的にはね。
そういうことで、脚の角度とか腕の角度とかを試行錯誤しているうちに、
なんかピキーンと閃くものがあったので、それをノートに記す。
おぉ、素体4号はこんな感じにしたいのか、と。
イメージが出来上がれば、後はそれにそって形を作っていくのみだ。
最初にそのイメージを描ければ問題はないのだが、それが出来ないから、
順序が逆になっても閃くまでネンドを触り続ける必要があった。
実際、ノートに書いたキャラは、それまで思いもつかない格好をしていた。
そうだよ、これなんだよ、ここんところの「ピキーン」が大事なんだよ。
ツク制作時代はこのピキーンがよく発生していたなぁ・・・
だからハマっていられたんだろうなぁ・・・。
今回の4号のコンセプトは、素体1号制作で得た教訓を基に、
出来るだけシンプルに作りやすい格好、
それでいて惹きつけるものがあるキャラにしなければならない。
サイズを1/8くらいに抑えての制作になるけども、
その分、う~どうだろう、作りやすい面もあるだろうし、
小さくなった分、細かい部分がもっと小さくなってしまった所も出てくる。
ネンドが少なくて済むようになったのは良いんだが。
今まで素体を制作してきて、制作の集中力が切れるまではおよそ4ヶ月。
うん、それ以上かけるとどうしても他のことに注意が向いてしまうようだ。
それまでに形にだけはしておきたいとは思う。
一瞬の快感「ピキーン」を得るためには、それだけ数を作らねばならないのだ。
造形戦記~ってつけるの忘れていたようだ。
別になくても構わないが、3rd戦記だけつけてるのもねぇ、ということで。
削って焼いて乾かして、うーん、もう少しこんな感じで角度をつけて、
削って焼いて乾かして、今度はもう少しこんな感じで・・・
というのを幾度と繰り返し、やはり違うかなと修正し、
それを繰り返していくことで少しずつではあるが、
頭の中に思い描いた格好に近づけていくのがわしの作り方であるが、
そう、以前、頭を作ってから体を作った方が良いんじゃないか
という結論に達したはずだったのだけれど、
いつの間にか、またキャラ案なしで作り始めてしまっているではないか。
なんというか、一瞬の閃きを得るまでこういった方法でネンドを触っている方が、
結果的に形になるのではないかという気がする。 わし的にはね。
そういうことで、脚の角度とか腕の角度とかを試行錯誤しているうちに、
なんかピキーンと閃くものがあったので、それをノートに記す。
おぉ、素体4号はこんな感じにしたいのか、と。
イメージが出来上がれば、後はそれにそって形を作っていくのみだ。
最初にそのイメージを描ければ問題はないのだが、それが出来ないから、
順序が逆になっても閃くまでネンドを触り続ける必要があった。
実際、ノートに書いたキャラは、それまで思いもつかない格好をしていた。
そうだよ、これなんだよ、ここんところの「ピキーン」が大事なんだよ。
ツク制作時代はこのピキーンがよく発生していたなぁ・・・
だからハマっていられたんだろうなぁ・・・。
今回の4号のコンセプトは、素体1号制作で得た教訓を基に、
出来るだけシンプルに作りやすい格好、
それでいて惹きつけるものがあるキャラにしなければならない。
サイズを1/8くらいに抑えての制作になるけども、
その分、う~どうだろう、作りやすい面もあるだろうし、
小さくなった分、細かい部分がもっと小さくなってしまった所も出てくる。
ネンドが少なくて済むようになったのは良いんだが。
今まで素体を制作してきて、制作の集中力が切れるまではおよそ4ヶ月。
うん、それ以上かけるとどうしても他のことに注意が向いてしまうようだ。
それまでに形にだけはしておきたいとは思う。
一瞬の快感「ピキーン」を得るためには、それだけ数を作らねばならないのだ。
軌跡435 制作再燃の兆し
2011年1月21日 造形戦記昨日、アルバトリオンを倒したことで、なんというか、
多少やることがなくなってきて余裕が出てきたのか、
久しぶりにフィギュア制作に戻ろうかなという気持ちが芽生えてきている。
去年にフィギュア制作を止めたのは、記録によると7月が来る前くらい。
素体1号であるサナの制作を止めて2号や4号制作に移っていったので、
サナの制作はおよそ9ヶ月前に止めていた。
このデカい1号の制作により、多少なりとも造形が出来るようになり、
その後、何を考えて2号や4号を作ろうと思い立ったのか、
今となっては思い出すことが出来ない。
おそらく、最初から複雑に作ろうとしたサナをどうやって複製するのか、
それを考え抜いた挙句、よし、シンプルに完成させよう、
故にサイズの小さいものをこしらえよう、という結論に至ったのではないか。
確かに、あれから制作を進めていない腕では、
いくら素体の完成度を高めることは出来ても、
複製の段階でボロが出るんじゃぁ話にならない。
キリの良い箇所で切断して複製しやすくするのが無難であるが、
その切断すること自体が、今の腕では難儀なのである。
やった! 薄く仕上げたぞ! という部分を切断、ボキッ! という衝撃。
1号サナの次に制作した2号は、大きさがサナと変わらない。
ただ、直立という状態での制作を目指し、人体を作ることに焦点をあてていた。
そして、シリコンで型取りするという実験をした結果、
1kgのシリコンでは、この大きさの人体では半分しか埋められない、
という衝撃を、8ヵ月前に味わっていた。
だから、それよりさらに小さいサイズ、8分の1スケールくらいのを作らねば、
とこしらえていったのが4号で、それは7ヶ月前のことになる。
ちなみに3号は、今から7年前に制作したサリエラのことである。
まぁ、フィギュア作り始めから細かいのを合わせると、
素体4号は7番目ということになるのだが。
4号制作の段取りは、途中までしかやっていない。
多分、この辺りで2ndGとの出合いがあり、制作そっちのけでハマったんだと思う。
2ndGとの出合いがなければ・・・いやいや、それを言っては始まらない。
人生は常に分岐の連続、左右の分かれ道の真ん中にたまたま道が出来ただけだ。
んで、制作を再開するのならば、この4号制作からになる。
まだ人体には程遠い状態なのだが、リハビリにはちょうどよかろう。
まずは人体を完成させてバランスを見て、それからポーズ、
出来ればシンプルで作りやすいものを意識しつつ、
切断してくっつけるの繰り返しをしていかねばならないだろう。
また、今回は行き当たりばったりではなく、
ある程度設定画というか、服装を考えた上での制作をしてみたい。
やっぱりね、行き当たりばったりで服を作ると、難儀することが多くありました。
小学校の図工を楽しくやるように、シンプルでいけばイイんです。
多少やることがなくなってきて余裕が出てきたのか、
久しぶりにフィギュア制作に戻ろうかなという気持ちが芽生えてきている。
去年にフィギュア制作を止めたのは、記録によると7月が来る前くらい。
素体1号であるサナの制作を止めて2号や4号制作に移っていったので、
サナの制作はおよそ9ヶ月前に止めていた。
このデカい1号の制作により、多少なりとも造形が出来るようになり、
その後、何を考えて2号や4号を作ろうと思い立ったのか、
今となっては思い出すことが出来ない。
おそらく、最初から複雑に作ろうとしたサナをどうやって複製するのか、
それを考え抜いた挙句、よし、シンプルに完成させよう、
故にサイズの小さいものをこしらえよう、という結論に至ったのではないか。
確かに、あれから制作を進めていない腕では、
いくら素体の完成度を高めることは出来ても、
複製の段階でボロが出るんじゃぁ話にならない。
キリの良い箇所で切断して複製しやすくするのが無難であるが、
その切断すること自体が、今の腕では難儀なのである。
やった! 薄く仕上げたぞ! という部分を切断、ボキッ! という衝撃。
1号サナの次に制作した2号は、大きさがサナと変わらない。
ただ、直立という状態での制作を目指し、人体を作ることに焦点をあてていた。
そして、シリコンで型取りするという実験をした結果、
1kgのシリコンでは、この大きさの人体では半分しか埋められない、
という衝撃を、8ヵ月前に味わっていた。
だから、それよりさらに小さいサイズ、8分の1スケールくらいのを作らねば、
とこしらえていったのが4号で、それは7ヶ月前のことになる。
ちなみに3号は、今から7年前に制作したサリエラのことである。
まぁ、フィギュア作り始めから細かいのを合わせると、
素体4号は7番目ということになるのだが。
4号制作の段取りは、途中までしかやっていない。
多分、この辺りで2ndGとの出合いがあり、制作そっちのけでハマったんだと思う。
2ndGとの出合いがなければ・・・いやいや、それを言っては始まらない。
人生は常に分岐の連続、左右の分かれ道の真ん中にたまたま道が出来ただけだ。
んで、制作を再開するのならば、この4号制作からになる。
まだ人体には程遠い状態なのだが、リハビリにはちょうどよかろう。
まずは人体を完成させてバランスを見て、それからポーズ、
出来ればシンプルで作りやすいものを意識しつつ、
切断してくっつけるの繰り返しをしていかねばならないだろう。
また、今回は行き当たりばったりではなく、
ある程度設定画というか、服装を考えた上での制作をしてみたい。
やっぱりね、行き当たりばったりで服を作ると、難儀することが多くありました。
小学校の図工を楽しくやるように、シンプルでいけばイイんです。
軌跡351 蘇れ制作魂
2010年10月21日 造形戦記去年に素体1号のサナを造り始めて、かれこれ一年が過ぎている。
制作がピタッと止まってしまったのは暑くなってきた辺り。
そう、実はそこに制作意欲減少の原因があった。
わしが制作している部屋は2階で、日中は日が当たると非常に暑い。
なので、クーラーを使わねば制作も何もあったわけではないが、
1階でクーラーを使われ、こちらがネンド乾燥用のオーブンを使うと、
ぷちっとブレーカーが落ちてしまう。
つまり、上下階どちらもクーラーを使うとオーブンが使えない。
オーブンが使えないとネンドを乾燥させられないので、
制作でやれることが非常に少なくなる。
よって、暑いのをガマンしてオーブンを使うか、
1階がクーラーを使ってない時に制作を進めるか、
そういった条件の中で進めねばならなかった故に、
暑い時は制作は難しいなぁ・・・となったわけである。
ということで、涼しくなってきた今の時期は
制作再開のチャンスであると言えるのだが、問題がある。
それは目の前にモンハンがあるということ。
12月には3rdがお目見えし、なおさら制作の妨げになる。
何故にわしの前にはこうも障害が立ちはだかるのだろう。
モンハンとフィギュア制作を天秤にかけると、
どうしてもモンハンに傾いてしまう。
じゃあ、別に制作しなけりゃいいじゃん、となるのだけれど、
それはそれで造りたい気持ちがないわけじゃない。
長い期間置いてきて、大きく直さねばならないという箇所は特に見当たらない。
これが結構重要で、その時良くても後で見ると変だ、ということがザラにある。
それがないのは、なかなかイイ方向に進めてこれたな、ということである。
しかし、頭の片隅では、まだ制作に戻れないだろう、という声が聞こえる。
神よ、何故私にモンハンを与えてしまわれたのか・・・!
制作がピタッと止まってしまったのは暑くなってきた辺り。
そう、実はそこに制作意欲減少の原因があった。
わしが制作している部屋は2階で、日中は日が当たると非常に暑い。
なので、クーラーを使わねば制作も何もあったわけではないが、
1階でクーラーを使われ、こちらがネンド乾燥用のオーブンを使うと、
ぷちっとブレーカーが落ちてしまう。
つまり、上下階どちらもクーラーを使うとオーブンが使えない。
オーブンが使えないとネンドを乾燥させられないので、
制作でやれることが非常に少なくなる。
よって、暑いのをガマンしてオーブンを使うか、
1階がクーラーを使ってない時に制作を進めるか、
そういった条件の中で進めねばならなかった故に、
暑い時は制作は難しいなぁ・・・となったわけである。
ということで、涼しくなってきた今の時期は
制作再開のチャンスであると言えるのだが、問題がある。
それは目の前にモンハンがあるということ。
12月には3rdがお目見えし、なおさら制作の妨げになる。
何故にわしの前にはこうも障害が立ちはだかるのだろう。
モンハンとフィギュア制作を天秤にかけると、
どうしてもモンハンに傾いてしまう。
じゃあ、別に制作しなけりゃいいじゃん、となるのだけれど、
それはそれで造りたい気持ちがないわけじゃない。
長い期間置いてきて、大きく直さねばならないという箇所は特に見当たらない。
これが結構重要で、その時良くても後で見ると変だ、ということがザラにある。
それがないのは、なかなかイイ方向に進めてこれたな、ということである。
しかし、頭の片隅では、まだ制作に戻れないだろう、という声が聞こえる。
神よ、何故私にモンハンを与えてしまわれたのか・・・!
軌跡328 複製の効率化
2010年7月10日 造形戦記
今日は久々に造形の考察。
今日、ふと思ったのだが、
素体1号の天女の羽衣みたいな帯をどうやって複製するか、
複製するとなるとその形の複雑さゆえに
油ネンドをどういう風に埋めていけば上手くいくだろうかとか、
ファンドで作ったものをそのまま複製する、
ということを常に念頭に置いて頭をひねっていたが、
アレって別に帯の原型を複製せずに
「複製した物ごとに帯を作ればイイじゃん」という考えに達した。
そうすればムダにシリコンを使うこともないし、
複製品ごとに違う物を作れる楽しみも生まれる。
問題は、どんな素材で帯を作るか、である。
ただの布ではヒラヒラして
とてもじゃないが宙に浮いた状態で保持することは出来ない。
細い針金を通して形を保持する方法も考えられるし、
なんていうか、飴細工みたいなイメージがあるんだけども、
透明感のある帯を作っても面白いかもと。
アルミテープも割と形を保持出来るが、
これは銀色が付いているため加工がしにくい。
アルミテープの上に何か塗って厚みを出したり透明感を出したりと、
頭の中では様々なものが浮かぶが、具体的にどうやるかはピンと閃かない。
透けるネンドを延ばしてテープの上に張り、
飴細工のように形を整えて固めていければ上等ではあるけれど、
アルミテープというのがちょっと安っぽく見えるなぁ・・・。
まぁ、でも帯の複製をやめて複製品ごとに作る方向にいくなら、
それだけでもやる気が戻りそうな感じがする。
悩みを消す方向で複製を考えていきたいものである。
一品限りのお手製品て、結構ヒモとか使ってたりするもんな。
ビーズとか光りもんをつけて差別化を図ったりしているものもある。
探せば面白い材料がありそうだ。
今日、ふと思ったのだが、
素体1号の天女の羽衣みたいな帯をどうやって複製するか、
複製するとなるとその形の複雑さゆえに
油ネンドをどういう風に埋めていけば上手くいくだろうかとか、
ファンドで作ったものをそのまま複製する、
ということを常に念頭に置いて頭をひねっていたが、
アレって別に帯の原型を複製せずに
「複製した物ごとに帯を作ればイイじゃん」という考えに達した。
そうすればムダにシリコンを使うこともないし、
複製品ごとに違う物を作れる楽しみも生まれる。
問題は、どんな素材で帯を作るか、である。
ただの布ではヒラヒラして
とてもじゃないが宙に浮いた状態で保持することは出来ない。
細い針金を通して形を保持する方法も考えられるし、
なんていうか、飴細工みたいなイメージがあるんだけども、
透明感のある帯を作っても面白いかもと。
アルミテープも割と形を保持出来るが、
これは銀色が付いているため加工がしにくい。
アルミテープの上に何か塗って厚みを出したり透明感を出したりと、
頭の中では様々なものが浮かぶが、具体的にどうやるかはピンと閃かない。
透けるネンドを延ばしてテープの上に張り、
飴細工のように形を整えて固めていければ上等ではあるけれど、
アルミテープというのがちょっと安っぽく見えるなぁ・・・。
まぁ、でも帯の複製をやめて複製品ごとに作る方向にいくなら、
それだけでもやる気が戻りそうな感じがする。
悩みを消す方向で複製を考えていきたいものである。
一品限りのお手製品て、結構ヒモとか使ってたりするもんな。
ビーズとか光りもんをつけて差別化を図ったりしているものもある。
探せば面白い材料がありそうだ。
ネンド埋めをした晩のこと、
勢いがあるうちにシリコン打ちをしておこうと思い、
ダボ穴を開けた後にシリコン打ちを敢行。
作業の流れは「フィギュアの達人」に書いてあったので、
それを見ながら200mlをまず最初に分量して硬化剤を混ぜる。
たまたま分量メモリつきのカップが転がっていたから、
それを使っての作業となった。
1回目の200mlで表面に薄皮一枚乗せる気持ちで
上の方からちょろちょろ垂らしてみた。
うーん、思ったほど粘りがあってイラッとしてくるが、
完成度に響いてくるのでそうも言ってられまい。
200ml入れた地点ではまだ全然埋まっていない。
では次の200mlを入れれば全部埋まるかなと、2回目。
なんと、1回目とあんま変わっていない。
段々と焦るわし。
わしの頭の中では、500mlで半分埋めて裏返して反面埋める、
という段取りでいたため、まだ体が見えている時点でおかしい。
こうなれば思い切って1kg缶を丸ごと使ってやる! と、
残りを軽量カップへと注ぎ込む。
そこで初めて気付く。 あれ、400mlで切れた、と。
どういうことだ? 200ml軽量して、次も200ml、
そして3回目は400mlで切れただと・・・?
これ、1kg缶だよねぇ・・・?
ってことは、この軽量カップ、200と書いてあるメモリ、
もしかして250ml入っていたんじゃ・・・!?
そうすると計算が合ってしまう。
・・・・・・・・・・・・・うそ~ん。
だからか、硬化剤が少し足りないためにネバーっとしていたのか!
ちっ、ここでうだうだ言ってても仕方ない、
残りの400ml(500ml)を使って全部埋めて、後のことを考えよう。
・・・・・・・・全部埋まってねー!
わしと同じくフィギュア制作を志す者達よ!
失敗を繰り返して初めて気付くこともあるが、
その失敗・・・失敗とまではいかないけれども、
1つの作業を終えてアドバイス出来ることはある。
「材料は余裕をもっておいてね」と。
また、念のために秤を使っても軽量しておこう。
いや、本来は秤を使っていた方が確実だったのだろう。
それを持っていたにも関わらず、うかつ。
メモリに騙されるな・・・・!
勢いがあるうちにシリコン打ちをしておこうと思い、
ダボ穴を開けた後にシリコン打ちを敢行。
作業の流れは「フィギュアの達人」に書いてあったので、
それを見ながら200mlをまず最初に分量して硬化剤を混ぜる。
たまたま分量メモリつきのカップが転がっていたから、
それを使っての作業となった。
1回目の200mlで表面に薄皮一枚乗せる気持ちで
上の方からちょろちょろ垂らしてみた。
うーん、思ったほど粘りがあってイラッとしてくるが、
完成度に響いてくるのでそうも言ってられまい。
200ml入れた地点ではまだ全然埋まっていない。
では次の200mlを入れれば全部埋まるかなと、2回目。
なんと、1回目とあんま変わっていない。
段々と焦るわし。
わしの頭の中では、500mlで半分埋めて裏返して反面埋める、
という段取りでいたため、まだ体が見えている時点でおかしい。
こうなれば思い切って1kg缶を丸ごと使ってやる! と、
残りを軽量カップへと注ぎ込む。
そこで初めて気付く。 あれ、400mlで切れた、と。
どういうことだ? 200ml軽量して、次も200ml、
そして3回目は400mlで切れただと・・・?
これ、1kg缶だよねぇ・・・?
ってことは、この軽量カップ、200と書いてあるメモリ、
もしかして250ml入っていたんじゃ・・・!?
そうすると計算が合ってしまう。
・・・・・・・・・・・・・うそ~ん。
だからか、硬化剤が少し足りないためにネバーっとしていたのか!
ちっ、ここでうだうだ言ってても仕方ない、
残りの400ml(500ml)を使って全部埋めて、後のことを考えよう。
・・・・・・・・全部埋まってねー!
わしと同じくフィギュア制作を志す者達よ!
失敗を繰り返して初めて気付くこともあるが、
その失敗・・・失敗とまではいかないけれども、
1つの作業を終えてアドバイス出来ることはある。
「材料は余裕をもっておいてね」と。
また、念のために秤を使っても軽量しておこう。
いや、本来は秤を使っていた方が確実だったのだろう。
それを持っていたにも関わらず、うかつ。
メモリに騙されるな・・・・!
軌跡304 ムダなく美しく
2010年6月1日 造形戦記
先日の日曜、予定通り素体2号埋めの作業を再開した。
埋めるくらいなら何のことなく埋められるわけだが、
どこまで埋めればシリコン打った時にムダがないかを考える。
ん~、パッと見、ネンドを盛り上げてるってことは、
その他の部分はネンドを取り払った際は、
逆に多くのシリコンで埋まってるってことだ。
となれば、埋めた部分と同じ高さにまで埋めていないと
ムダにシリコンを使ってしまうことになる。
そこで、ネンドを追加して出来るだけ平面になるようにした。
色が違うのは、色々買って試したかったため。
まぁ、これで一応シリコン打ちにいけるまでは段取り出来た。
あとはズレ防止のダボ穴をつけていけばいい。
でも、やっぱり1kgのシリコンでどこまで埋められるのかは不安。
両面埋められるくらいはあるだろうけども、
10kg缶みたいなのがあれば良いのになぁ。
いうか、それだと30,000くらいかかるがな・・・。
埋めるくらいなら何のことなく埋められるわけだが、
どこまで埋めればシリコン打った時にムダがないかを考える。
ん~、パッと見、ネンドを盛り上げてるってことは、
その他の部分はネンドを取り払った際は、
逆に多くのシリコンで埋まってるってことだ。
となれば、埋めた部分と同じ高さにまで埋めていないと
ムダにシリコンを使ってしまうことになる。
そこで、ネンドを追加して出来るだけ平面になるようにした。
色が違うのは、色々買って試したかったため。
まぁ、これで一応シリコン打ちにいけるまでは段取り出来た。
あとはズレ防止のダボ穴をつけていけばいい。
でも、やっぱり1kgのシリコンでどこまで埋められるのかは不安。
両面埋められるくらいはあるだろうけども、
10kg缶みたいなのがあれば良いのになぁ。
いうか、それだと30,000くらいかかるがな・・・。
さて、長らくお休みになっていた造形戦記の続きが書けそうだ。
カワダのダイヤブロック×3&油ネンド×3を購入し、
これで素体2号の複製の準備が再び整った。
段取りをするのは次の日曜の予定で、
シリコンを流し込むところまでいけるかどうか、くらいまではいきたい。
細かいパーツではなく胴体と頭の2つしかないので、
これがスムーズにいけんようじゃぁ到底素体1号の複製はムリだ。
複製するのはレジンキャスト、というわけではないが、
シリコン型をとる半分のラインをどこで決めればいいのかがわかれば、
後々の複製がかなり助かってくると思う。
素体2号でのデータ取り=多少金がかかる、のは致し方ない。
いきなり素体1号で複製、失敗、+パーツ破損よりはマシである。
データ取りの後に素体1号複製で失敗した場合は・・・
経験値上昇、ということにしておこう・・・。
また、1つ思いついた、というか、思い出したことがある。
今より早6年前に初めてリアル造形するも、
制作途中で止めてしまったサリエラを、
素体3号として復活させようかな、とか考え出している。
素体自体はパソの上に、わしの右ナナメ上にいつも飾っているので、
なにもこのままにしとくのももったいない、
今なら復活させられるかも、と思うに至ったのである。
まぁ、原型はほとんど改修せねばならないだろうが、
ポーズが決まっている分、やりやすい部分もある。
ま、これはあくまで余裕があれば、の話。
カワダのダイヤブロック×3&油ネンド×3を購入し、
これで素体2号の複製の準備が再び整った。
段取りをするのは次の日曜の予定で、
シリコンを流し込むところまでいけるかどうか、くらいまではいきたい。
細かいパーツではなく胴体と頭の2つしかないので、
これがスムーズにいけんようじゃぁ到底素体1号の複製はムリだ。
複製するのはレジンキャスト、というわけではないが、
シリコン型をとる半分のラインをどこで決めればいいのかがわかれば、
後々の複製がかなり助かってくると思う。
素体2号でのデータ取り=多少金がかかる、のは致し方ない。
いきなり素体1号で複製、失敗、+パーツ破損よりはマシである。
データ取りの後に素体1号複製で失敗した場合は・・・
経験値上昇、ということにしておこう・・・。
また、1つ思いついた、というか、思い出したことがある。
今より早6年前に初めてリアル造形するも、
制作途中で止めてしまったサリエラを、
素体3号として復活させようかな、とか考え出している。
素体自体はパソの上に、わしの右ナナメ上にいつも飾っているので、
なにもこのままにしとくのももったいない、
今なら復活させられるかも、と思うに至ったのである。
まぁ、原型はほとんど改修せねばならないだろうが、
ポーズが決まっている分、やりやすい部分もある。
ま、これはあくまで余裕があれば、の話。
軌跡296 制作再開
2010年5月17日 造形戦記
さて、久しぶりにフィギュア制作に戻ってきたわけであるが、
素体2号の人体そのものは概ね完成していたため、
それから先の型取りの段取りを進めることにした。
まず、油ネンドを薄く延ばしたものを下に敷いて素体を乗せる。
これは「フィギュアの達人 上級編」を見ながらやっていて、
周辺のブロックはカワダの「ダイヤブロック」。
これで後は体半分をネンドに埋める作業を進めればいいわけだが、
はっ・・・ダイヤブロックの数が足りねぇ・・・!
わしが作っている素体の大きさだと、段数にして三段がやっとで、
それだとまだ胸の辺りが飛び出してしまう。
なんてこった、105個入りのブロックでは足りないというのか。
ましてや素体1号のパーツ数はこれの比ではない。
最低でもあと2袋は買っておいた方が無難だと思われる。
油ネンドももう1つ持っておくと安心出来よう。
うーん、しょっぱなからいきなり詰まってしまったけれども、
だからこその素体2号なのである。
余分に材料を買っておけば、いざという時に助かる。
・・・さ、少し他のことをしましょうね・・・。
素体2号の人体そのものは概ね完成していたため、
それから先の型取りの段取りを進めることにした。
まず、油ネンドを薄く延ばしたものを下に敷いて素体を乗せる。
これは「フィギュアの達人 上級編」を見ながらやっていて、
周辺のブロックはカワダの「ダイヤブロック」。
これで後は体半分をネンドに埋める作業を進めればいいわけだが、
はっ・・・ダイヤブロックの数が足りねぇ・・・!
わしが作っている素体の大きさだと、段数にして三段がやっとで、
それだとまだ胸の辺りが飛び出してしまう。
なんてこった、105個入りのブロックでは足りないというのか。
ましてや素体1号のパーツ数はこれの比ではない。
最低でもあと2袋は買っておいた方が無難だと思われる。
油ネンドももう1つ持っておくと安心出来よう。
うーん、しょっぱなからいきなり詰まってしまったけれども、
だからこその素体2号なのである。
余分に材料を買っておけば、いざという時に助かる。
・・・さ、少し他のことをしましょうね・・・。
軌跡277 造形戦記29
2010年4月20日 造形戦記
「自分なりの制作法を探し出せ」
素体2号は、基本的には1号の大きさで
直立不動のポーズをとって作っているものであるが、
それ故に、髪の毛を試作した際、ショートだと不具合が生じる。
というのも、頭を横から見ると頭蓋骨の如く
アゴから後ろはがっぽりと彫っているため、
どうしても首の根っこが露出してしまうのである。
なんとかしてそれを隠そうとしても、
ショートであるが故に不自然に見えてしまう。
この問題を解決するためには、
髪型をロングにするか、首の根元とアゴの部分を合体、
つまりは固定してネンドでならす必要がある。
その場合、首の角度を決めておき、
胴体に近い首の根っこに首輪か何かアクセサリーを用意し、
接合部分を隠すようにする方法がある。
まぁ、こういった作業はそんな難しいことではなく、
制作の1パターンとして試しておきたい。
うなじとかが見えるポニーテールなんかは特にである。
1つ思いついたのが、figmaのように
自由にポーズを決められる人形のパーツをネンドで制作し、
ポーズを決めた際に各関節をネンドでならせば、
結構色々作れるんじゃないかと思うわけだが、
パーツそのものをネンドで量産する、というのがなかなか。
逆に言えば、量産出来た暁には・・・というやつである。
おう、素体2号を量産した際に試作するくらいは出来そうだ。
素体2号は、基本的には1号の大きさで
直立不動のポーズをとって作っているものであるが、
それ故に、髪の毛を試作した際、ショートだと不具合が生じる。
というのも、頭を横から見ると頭蓋骨の如く
アゴから後ろはがっぽりと彫っているため、
どうしても首の根っこが露出してしまうのである。
なんとかしてそれを隠そうとしても、
ショートであるが故に不自然に見えてしまう。
この問題を解決するためには、
髪型をロングにするか、首の根元とアゴの部分を合体、
つまりは固定してネンドでならす必要がある。
その場合、首の角度を決めておき、
胴体に近い首の根っこに首輪か何かアクセサリーを用意し、
接合部分を隠すようにする方法がある。
まぁ、こういった作業はそんな難しいことではなく、
制作の1パターンとして試しておきたい。
うなじとかが見えるポニーテールなんかは特にである。
1つ思いついたのが、figmaのように
自由にポーズを決められる人形のパーツをネンドで制作し、
ポーズを決めた際に各関節をネンドでならせば、
結構色々作れるんじゃないかと思うわけだが、
パーツそのものをネンドで量産する、というのがなかなか。
逆に言えば、量産出来た暁には・・・というやつである。
おう、素体2号を量産した際に試作するくらいは出来そうだ。
軌跡274 造形戦記28
2010年4月16日 造形戦記
今日はようやく頭の形が整いだした。
これを実際に首に引っ付けてみると、
頭が小さく等身が結構あるように見えてしまうのだが、
髪を付けることでバランスがとれるようになっている。
このことは素体1号を作っている時に学んだ。
つんつるてんの頭の時にそれにあわせて体の大きさを調整すると、
髪を作った際に、あれ、体が小さい!? と錯覚を起こしてしまう。
素体2号は複製用ではあるものの、
仮の髪は作っておいて最終的なバランスは見ておきたいところだ。
服を着せるとこれまたバランスが変わってきてしまうのだが、
それはデザイン画を基に、服を着た時のラインを重視し、
ガッツリと削るくらいの気持ちでいなければならないだろう。
さて、2号以降のポーズについての考察だが、
やはり制作に慣れるまでまだまだ時間がかかりそうなので、
立ちポーズが多くなりそうだ。
イスに座っているとか、地べたに座っているとかのポーズは、
試してみたくはあるが・・・・試してみたい。
案外いけちゃったりしちゃったりすれば儲けもんである。
頭の中では色々なポーズが思い浮かぶが、それを立体に出来るか、
というのは、やはりデザイン画にかかっていると思う。
イメージを紙に写して破綻がないかじっくり検討する。
実際に作ってみてそれが立体に出来ないということは、
一面でしか物を捉えていないということでもある。
逆に、立体を作ったからこそ絵を描く時の
奥行きに気を付けることも出来るようになるだろう。
うーん、そうなると、今のこの造形は、
いつか復活するであろうセーマ制作のためでもあるというのか。
これを実際に首に引っ付けてみると、
頭が小さく等身が結構あるように見えてしまうのだが、
髪を付けることでバランスがとれるようになっている。
このことは素体1号を作っている時に学んだ。
つんつるてんの頭の時にそれにあわせて体の大きさを調整すると、
髪を作った際に、あれ、体が小さい!? と錯覚を起こしてしまう。
素体2号は複製用ではあるものの、
仮の髪は作っておいて最終的なバランスは見ておきたいところだ。
服を着せるとこれまたバランスが変わってきてしまうのだが、
それはデザイン画を基に、服を着た時のラインを重視し、
ガッツリと削るくらいの気持ちでいなければならないだろう。
さて、2号以降のポーズについての考察だが、
やはり制作に慣れるまでまだまだ時間がかかりそうなので、
立ちポーズが多くなりそうだ。
イスに座っているとか、地べたに座っているとかのポーズは、
試してみたくはあるが・・・・試してみたい。
案外いけちゃったりしちゃったりすれば儲けもんである。
頭の中では色々なポーズが思い浮かぶが、それを立体に出来るか、
というのは、やはりデザイン画にかかっていると思う。
イメージを紙に写して破綻がないかじっくり検討する。
実際に作ってみてそれが立体に出来ないということは、
一面でしか物を捉えていないということでもある。
逆に、立体を作ったからこそ絵を描く時の
奥行きに気を付けることも出来るようになるだろう。
うーん、そうなると、今のこの造形は、
いつか復活するであろうセーマ制作のためでもあるというのか。
「フィギュア制作話27 とにかく触れ」
とにかく何でも良いから
ネンドに関わる作業を毎日少しでも続けていたい。
今は新素体の造形に集中していて、
納得のいくラインが出来上がるまで止められそうにない。
形が整うまでは途中で止めるとなんだか気分が変だ。
完成が近付くと気が緩むのか、素体1号の仕上げは
シリコン買ってから追い込まなければならないらしい。
その前に素体2号が完成するかどうか、微妙なタイミングになるだろう。
全原型の素体となるかも知れない2号の造形制作は、
現在発揮出来る力の限りをもって取り組みたい。
・・・頭っ、頭も忘れずにねっ。
とにかく何でも良いから
ネンドに関わる作業を毎日少しでも続けていたい。
今は新素体の造形に集中していて、
納得のいくラインが出来上がるまで止められそうにない。
形が整うまでは途中で止めるとなんだか気分が変だ。
完成が近付くと気が緩むのか、素体1号の仕上げは
シリコン買ってから追い込まなければならないらしい。
その前に素体2号が完成するかどうか、微妙なタイミングになるだろう。
全原型の素体となるかも知れない2号の造形制作は、
現在発揮出来る力の限りをもって取り組みたい。
・・・頭っ、頭も忘れずにねっ。
「フィギュア制作話26 新素体制作状況」
先日からチマチマと作り始めている新素体の状況だが、
薄皮を重ねていくこと数回(途中からめんどくさくなって厚く盛る)、
だいぶ人型に近付きつつある。
結局のところ、ポーズをつけるまでは何回も焼いたりするので、
なにも薄く盛っていかなくてもいいんじゃないかという結論に達した。
表面だけ乾いていれば盛って盛っていっても大丈夫。
ただし、ポーズ案がある場合は、
早くポーズをつけたいという思いが先走るだろうから、
半生状態でうひゃぁとなるだろうと考えられる。
そういや、1体目の制作途中で、
最初は頭から作った方が体のバランスがとれるとか言っておきながら、
2体目も頭そっちのけで体からまた作り出している。
頭要るんだって。
頭がないと肩幅のバランスどりがよくわからない。
1体目を作っていた時より作業効率はだいぶ上がったが、
肝心要の基本パーツは用意しておきましょう。
体を作りたいと気持ちが逸った例がこれだ。
出来ればポーズを作る前に、
この直立した人型をシリコンに取りたいなぁ。
その型の中に柔らかいネンドを半々に入れて合体させれば、
素体を造形する時間を大幅に削減することが出来る。
まぁ、出来上がったものはふにゃふにゃだろうけども、
表面だけ乾かせば作業出来そうな気はする。
また、男性キャラも手掛けていきたい。
どうせなら男女作れるような原型師がいい。
顔絵のような鎧キャラを作れるようになれば。
先日からチマチマと作り始めている新素体の状況だが、
薄皮を重ねていくこと数回(途中からめんどくさくなって厚く盛る)、
だいぶ人型に近付きつつある。
結局のところ、ポーズをつけるまでは何回も焼いたりするので、
なにも薄く盛っていかなくてもいいんじゃないかという結論に達した。
表面だけ乾いていれば盛って盛っていっても大丈夫。
ただし、ポーズ案がある場合は、
早くポーズをつけたいという思いが先走るだろうから、
半生状態でうひゃぁとなるだろうと考えられる。
そういや、1体目の制作途中で、
最初は頭から作った方が体のバランスがとれるとか言っておきながら、
2体目も頭そっちのけで体からまた作り出している。
頭要るんだって。
頭がないと肩幅のバランスどりがよくわからない。
1体目を作っていた時より作業効率はだいぶ上がったが、
肝心要の基本パーツは用意しておきましょう。
体を作りたいと気持ちが逸った例がこれだ。
出来ればポーズを作る前に、
この直立した人型をシリコンに取りたいなぁ。
その型の中に柔らかいネンドを半々に入れて合体させれば、
素体を造形する時間を大幅に削減することが出来る。
まぁ、出来上がったものはふにゃふにゃだろうけども、
表面だけ乾かせば作業出来そうな気はする。
また、男性キャラも手掛けていきたい。
どうせなら男女作れるような原型師がいい。
顔絵のような鎧キャラを作れるようになれば。
「フィギュア制作話25 新たな素体制作法試験」
シリコンが買える状態になるまで
他のことをしようと思い、新たな制作法を試験した。
今回は人型を一枚の板として作っていき、
少しずつ重ね合わせていくという方法である。
こうすることで中までの乾燥が遅いネンドでも、
いくぶん作業の効率化が図れるのではないか。
要するに「バームクーヘン式」制作法なのである。
この状態で徐々に人型として形を整えていく。
頭と足首が付いていないのは、
乾燥させる時に皿からはみ出てしまうため。
厚みが増して硬くなってきたら付け足す予定。
もちろん、直立不動の状態で2体目を作るわけではなく、
人型として立体的になった際には、
その時には書いているだろうポーズを基にして、
各部を切断して再構成する。
一体目の制作で難儀していたのは、各部の寸法だった。
直立不動のポーズであらかじめ寸法を測っておけば、
作業がやりやすいような、気がする。
写真2は作業環境。
イスに座って机の上で作業すれば良いのだろうが、
乾燥させている間に右下に見えるグイン・サーガ2巻を読む。
大体がその繰り返し。
右上の方にフィギュアが3体見えるが、
髪、パンツ、パレオと参考にさせてもらっている。
立体で参考に出来るものがあると非常に助かる。
逆になかったら時間がかかるというか、
時間をかけてもおそらく出来なかったんじゃなかろうか。
シリコンが買える状態になるまで
他のことをしようと思い、新たな制作法を試験した。
今回は人型を一枚の板として作っていき、
少しずつ重ね合わせていくという方法である。
こうすることで中までの乾燥が遅いネンドでも、
いくぶん作業の効率化が図れるのではないか。
要するに「バームクーヘン式」制作法なのである。
この状態で徐々に人型として形を整えていく。
頭と足首が付いていないのは、
乾燥させる時に皿からはみ出てしまうため。
厚みが増して硬くなってきたら付け足す予定。
もちろん、直立不動の状態で2体目を作るわけではなく、
人型として立体的になった際には、
その時には書いているだろうポーズを基にして、
各部を切断して再構成する。
一体目の制作で難儀していたのは、各部の寸法だった。
直立不動のポーズであらかじめ寸法を測っておけば、
作業がやりやすいような、気がする。
写真2は作業環境。
イスに座って机の上で作業すれば良いのだろうが、
乾燥させている間に右下に見えるグイン・サーガ2巻を読む。
大体がその繰り返し。
右上の方にフィギュアが3体見えるが、
髪、パンツ、パレオと参考にさせてもらっている。
立体で参考に出来るものがあると非常に助かる。
逆になかったら時間がかかるというか、
時間をかけてもおそらく出来なかったんじゃなかろうか。
軌跡261 フィギュア制作話24 1つ1つの修正
2010年3月24日 造形戦記ちょっと気を抜くとすぐにこれくらい時間が経ち、
日記を書く間隔があいてしまう。
これといって書くことがなかったのも事実だが、
一週間以上空けるのは出来るだけ避けたいところである。
さて、制作についてであるが、
最近は正直意欲が減少してしまい、あまり手をつけていない。
というのも、資金がないため、
その先に進むためのシリコンやレジンキャストが買えない。
どうも、なんていうのか、見た目に変化、
新しくやることが増えないとなかなか意欲が湧いてこない。
かといって、修正をおろそかにすると完成品にも影響が出る。
ということで、制作意欲を上げるため、
今までは修正した部分だけをノートに記していたが、
今度は修正する部分を細かくノートに書いていくことにした。
1つ1つの修正点を事細かく研究していく、というものである。
何故修正しなければならないのか、修正するとどうなるのか、
そんなことをノートに書いていくのは嫌いではない。
研究魂に火をつけろ。
日記を書く間隔があいてしまう。
これといって書くことがなかったのも事実だが、
一週間以上空けるのは出来るだけ避けたいところである。
さて、制作についてであるが、
最近は正直意欲が減少してしまい、あまり手をつけていない。
というのも、資金がないため、
その先に進むためのシリコンやレジンキャストが買えない。
どうも、なんていうのか、見た目に変化、
新しくやることが増えないとなかなか意欲が湧いてこない。
かといって、修正をおろそかにすると完成品にも影響が出る。
ということで、制作意欲を上げるため、
今までは修正した部分だけをノートに記していたが、
今度は修正する部分を細かくノートに書いていくことにした。
1つ1つの修正点を事細かく研究していく、というものである。
何故修正しなければならないのか、修正するとどうなるのか、
そんなことをノートに書いていくのは嫌いではない。
研究魂に火をつけろ。
軌跡260 フィギュア制作話23 使用素材の弱点
2010年3月8日 造形戦記
今日はスカルピーで人体を形作るまでに
どれくらい時間がかかるのかを検証してみたのであるが、
板の上で体前半分だけを盛るのには
そう時間はかかっておらず、1時間もあれば大方は。
また、それをオーブンで熱して固めた後、
後ろ半分も盛って固めるまでにかかった時間も1、2時間。
うーん、確かに作業効率は驚くほど高い。
高いが、線が少し入っていると、
少しの力でそこからパカッと離れてしまうことがあった。
モロい、というのもあるけどそういう特徴があるという認識を持った。
これは温度調節機能を持っていない
オーブンを使っているからかも知れないが、
焦げ目がついてしまった箇所はかなり固くなっており、
温度調節が出来るやつを使って
焦げ目が出来る一歩手前の温度で固めると、
相当硬いものになるのではないかという気はする。
なお、前後ろ半々に分けて固めても、
材質が同じなので半分に分かれてしまうことはなかった。
つまり、ネンドと同じように盛って固めて・・・
を繰り返すことは可能であるということだ。
が、なんていうのかな、わしが今メインで使っているネンドと比べると、
気軽に盛って固めて削って、というのがしにくいと感じた。
値段は4倍くらい違うので、そういう意識が働いてしまうのは確か。
スカルピーは固めるまでの時間がネンドに比べて圧倒的に速いが、
ネンドと同じく部分部分に分けて細工していかないと、
至る所でボロボロととれてしまう状況に陥りかねない。
うーんなー、温度調節で相当硬いものになると、
それはそれで今度は切削がやりづらくなってしまう。
やはり、慣れた素材でやる方が良いのかという気はする。
半生状態が続くネンドで気長に形を作っていくのか、
バシッと一発、形を作れても細工に力が要るスカルピーを使うのか、
それぞれの持つ弱点と上手く付き合っていかなければならないのである。
・・・ポリパテ? ポリパテで全片削り出し・・・!
フィギュアの達人(上級編)はスゲーなぁ・・・。
どれくらい時間がかかるのかを検証してみたのであるが、
板の上で体前半分だけを盛るのには
そう時間はかかっておらず、1時間もあれば大方は。
また、それをオーブンで熱して固めた後、
後ろ半分も盛って固めるまでにかかった時間も1、2時間。
うーん、確かに作業効率は驚くほど高い。
高いが、線が少し入っていると、
少しの力でそこからパカッと離れてしまうことがあった。
モロい、というのもあるけどそういう特徴があるという認識を持った。
これは温度調節機能を持っていない
オーブンを使っているからかも知れないが、
焦げ目がついてしまった箇所はかなり固くなっており、
温度調節が出来るやつを使って
焦げ目が出来る一歩手前の温度で固めると、
相当硬いものになるのではないかという気はする。
なお、前後ろ半々に分けて固めても、
材質が同じなので半分に分かれてしまうことはなかった。
つまり、ネンドと同じように盛って固めて・・・
を繰り返すことは可能であるということだ。
が、なんていうのかな、わしが今メインで使っているネンドと比べると、
気軽に盛って固めて削って、というのがしにくいと感じた。
値段は4倍くらい違うので、そういう意識が働いてしまうのは確か。
スカルピーは固めるまでの時間がネンドに比べて圧倒的に速いが、
ネンドと同じく部分部分に分けて細工していかないと、
至る所でボロボロととれてしまう状況に陥りかねない。
うーんなー、温度調節で相当硬いものになると、
それはそれで今度は切削がやりづらくなってしまう。
やはり、慣れた素材でやる方が良いのかという気はする。
半生状態が続くネンドで気長に形を作っていくのか、
バシッと一発、形を作れても細工に力が要るスカルピーを使うのか、
それぞれの持つ弱点と上手く付き合っていかなければならないのである。
・・・ポリパテ? ポリパテで全片削り出し・・・!
フィギュアの達人(上級編)はスゲーなぁ・・・。
軌跡259 フィギュア制作話22 究極の素体複製法
2010年3月7日 造形戦記あぁ、ネンド板に試しに目鼻を描いていっているが、
これはかなりの精進が必要だな、と感じた。
今のうちに練習しようと思い立ってよかったなぁと。
複製が完成してもいきなり目鼻描きは失敗するな、というのが目に見える。
市販のフィギュアの目ってなんでこんなにキレイなの?
と不思議に思ったことがあるが、
よく見るとプリントされてて、そこがガレージキットと違う。
・・・いや、筆塗りでいってこそ職人の技、というじゃないか。
地道に練習して描けるようにならねばならないのである。
さて、風呂に入っていて、ふと、素体の複製についてピンとキタ。
素体の完成が速まれば、それだけ手持ちのキャラが増える。
今ほぼ完成しているキャラの体については、
人体として完成したものになるまでに、
途中作業を空けていたこともあるが2ヶ月はゆうにかかっている。
その時間を大幅に短縮することが出来れば、この上ない力となる。
昨日スカルピーをいじっていたことで、ある実験を思いついた。
これが成功すれば、人体の量産が可能になる。
ということはそれだけタケキャラを増やすことが出来るようになる。
タケキャラは基本的に6分の1くらいの大きさなので、
8分の1に比べて形を整えるのに時間がかかる。
かといって小さいのを作るのはどうもイヤだ。
どうせならタケシリーズは同スケールでいきたいものだ。
実験そのものは今は資金の関係で出来ない。
まぁ、その前にスカルピーで人体を作っておく必要があるので、
素体複製自体はまだ先の話ということで。
スカルピーはネンドに比べて使いづらいと思っていたのだが、
人体を作る上では、これは頼りになるのではないかと思い出してきた。
それというのも、中が乾燥しづらいネンドに比べ、
スカルピーはオーブンであっためるとすぐ固まるのである。
力を入れるとボロっと折れるので割とモロいが、
半乾き状態が長く続くネンドの代わりに芯に使えるのではないか、
それが素体複製法をひらめくきっかけになっている。
棒作ってあっためて固めて、それにまた付け足してあっためて・・・と、
乾燥の時間が入らない作業効率は驚くほど高くなる。
ただし、ネンドとスカルピーはくっつかないから、
それを見越した上での制作になってくる。
今の制作でもやっているように、カツラにするとか、
脱着可能な服にするとか、ポロっと取れても大丈夫な部分は、
耐久力を考えてネンドで作った方が安心出来る。
耐久力、作業効率、乾燥時間、量産性、
そのいずれも兼ね備えた素材というのは残念ながらない。
いかにして素材を上手に使い分けていくかが今後の課題である。
なんにしても、モノ作りは奥が深い。
これはかなりの精進が必要だな、と感じた。
今のうちに練習しようと思い立ってよかったなぁと。
複製が完成してもいきなり目鼻描きは失敗するな、というのが目に見える。
市販のフィギュアの目ってなんでこんなにキレイなの?
と不思議に思ったことがあるが、
よく見るとプリントされてて、そこがガレージキットと違う。
・・・いや、筆塗りでいってこそ職人の技、というじゃないか。
地道に練習して描けるようにならねばならないのである。
さて、風呂に入っていて、ふと、素体の複製についてピンとキタ。
素体の完成が速まれば、それだけ手持ちのキャラが増える。
今ほぼ完成しているキャラの体については、
人体として完成したものになるまでに、
途中作業を空けていたこともあるが2ヶ月はゆうにかかっている。
その時間を大幅に短縮することが出来れば、この上ない力となる。
昨日スカルピーをいじっていたことで、ある実験を思いついた。
これが成功すれば、人体の量産が可能になる。
ということはそれだけタケキャラを増やすことが出来るようになる。
タケキャラは基本的に6分の1くらいの大きさなので、
8分の1に比べて形を整えるのに時間がかかる。
かといって小さいのを作るのはどうもイヤだ。
どうせならタケシリーズは同スケールでいきたいものだ。
実験そのものは今は資金の関係で出来ない。
まぁ、その前にスカルピーで人体を作っておく必要があるので、
素体複製自体はまだ先の話ということで。
スカルピーはネンドに比べて使いづらいと思っていたのだが、
人体を作る上では、これは頼りになるのではないかと思い出してきた。
それというのも、中が乾燥しづらいネンドに比べ、
スカルピーはオーブンであっためるとすぐ固まるのである。
力を入れるとボロっと折れるので割とモロいが、
半乾き状態が長く続くネンドの代わりに芯に使えるのではないか、
それが素体複製法をひらめくきっかけになっている。
棒作ってあっためて固めて、それにまた付け足してあっためて・・・と、
乾燥の時間が入らない作業効率は驚くほど高くなる。
ただし、ネンドとスカルピーはくっつかないから、
それを見越した上での制作になってくる。
今の制作でもやっているように、カツラにするとか、
脱着可能な服にするとか、ポロっと取れても大丈夫な部分は、
耐久力を考えてネンドで作った方が安心出来る。
耐久力、作業効率、乾燥時間、量産性、
そのいずれも兼ね備えた素材というのは残念ながらない。
いかにして素材を上手に使い分けていくかが今後の課題である。
なんにしても、モノ作りは奥が深い。