あぁ、ネンド板に試しに目鼻を描いていっているが、
これはかなりの精進が必要だな、と感じた。
今のうちに練習しようと思い立ってよかったなぁと。
複製が完成してもいきなり目鼻描きは失敗するな、というのが目に見える。
市販のフィギュアの目ってなんでこんなにキレイなの? 
と不思議に思ったことがあるが、
よく見るとプリントされてて、そこがガレージキットと違う。
・・・いや、筆塗りでいってこそ職人の技、というじゃないか。
地道に練習して描けるようにならねばならないのである。

さて、風呂に入っていて、ふと、素体の複製についてピンとキタ。
素体の完成が速まれば、それだけ手持ちのキャラが増える。
今ほぼ完成しているキャラの体については、
人体として完成したものになるまでに、
途中作業を空けていたこともあるが2ヶ月はゆうにかかっている。
その時間を大幅に短縮することが出来れば、この上ない力となる。

昨日スカルピーをいじっていたことで、ある実験を思いついた。
これが成功すれば、人体の量産が可能になる。
ということはそれだけタケキャラを増やすことが出来るようになる。
タケキャラは基本的に6分の1くらいの大きさなので、
8分の1に比べて形を整えるのに時間がかかる。
かといって小さいのを作るのはどうもイヤだ。
どうせならタケシリーズは同スケールでいきたいものだ。
実験そのものは今は資金の関係で出来ない。
まぁ、その前にスカルピーで人体を作っておく必要があるので、
素体複製自体はまだ先の話ということで。

スカルピーはネンドに比べて使いづらいと思っていたのだが、
人体を作る上では、これは頼りになるのではないかと思い出してきた。
それというのも、中が乾燥しづらいネンドに比べ、
スカルピーはオーブンであっためるとすぐ固まるのである。
力を入れるとボロっと折れるので割とモロいが、
半乾き状態が長く続くネンドの代わりに芯に使えるのではないか、
それが素体複製法をひらめくきっかけになっている。
棒作ってあっためて固めて、それにまた付け足してあっためて・・・と、
乾燥の時間が入らない作業効率は驚くほど高くなる。
ただし、ネンドとスカルピーはくっつかないから、
それを見越した上での制作になってくる。
今の制作でもやっているように、カツラにするとか、
脱着可能な服にするとか、ポロっと取れても大丈夫な部分は、
耐久力を考えてネンドで作った方が安心出来る。

耐久力、作業効率、乾燥時間、量産性、
そのいずれも兼ね備えた素材というのは残念ながらない。
いかにして素材を上手に使い分けていくかが今後の課題である。
なんにしても、モノ作りは奥が深い。

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