軌跡265

2010年3月31日 読書
 「グイン・サーガ豪華版一巻 ようやく読み終える」

ん~、ちょっと日記のタイトルを下に移して、
何の話を書いているのかをわかりにくくした。

先日、グイン・サーガ豪華板一巻を読み終えた。
これは小説50冊分を一冊にまとめているもので、
1ページ五列×1000ページの分厚い本である。
ぶっちゃけ、かなり字が小さく読みにくいものではあるのだが、
やはりグイン・サーガは面白いと感じずにはいられない、
文庫の小説を読んでももう一回読みたいと思わせてくれる作品だ。
その本の重さ=歴史なのである。

実はこの小説、未完である。
作者が一昨年か、亡くなっているので、
130巻進んだ地点で未完になってしまった。
未完なんだけれども、「だが、それがいい」とも思えてしまう。
30年もの間積み上げられてきた歴史に終止符が打たれるのではなく、
その作品を読んだ人それぞれの中で、
この人物はこういう末路をたどるんじゃないかとか、
色々想像を働かせて楽しむことも出来る。
アニメにもなっているので知っている人は増えてるんじゃないか。
個人的にはキャラデザインがちょっと・・・と思うのだが、
なんというか、「ダンバイン」みたいな感じがしっくりくるのでは。
クオリティ下げてでも良いから未完の辺までドドーンと作って。
あの動く紙芝居みたいな「バンドデシネ」
とかいう手法で作っても面白いかも。

さて、豪華板一巻を読み終えるのに8ヶ月ほどかかった。
まだ51巻から100巻までの一冊が残っている。
この半分超えた辺りからまた面白くなってくる。
挿絵も何もなくただ文章だけが並べられていて寂しくはあるのだが、
このキャラはこんな顔、などと想像しながら読んでいくのも楽しい。
小説では挿絵の描き手が4人いたので、
このキャラはこれだ! という明確なイメージは・・・割とあったか。
グインはいつでもグインのままだった。

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