軌跡266

2010年4月1日 造形戦記
軌跡266
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 「フィギュア制作話25 新たな素体制作法試験」

シリコンが買える状態になるまで
他のことをしようと思い、新たな制作法を試験した。
今回は人型を一枚の板として作っていき、
少しずつ重ね合わせていくという方法である。
こうすることで中までの乾燥が遅いネンドでも、
いくぶん作業の効率化が図れるのではないか。
要するに「バームクーヘン式」制作法なのである。
この状態で徐々に人型として形を整えていく。
頭と足首が付いていないのは、
乾燥させる時に皿からはみ出てしまうため。
厚みが増して硬くなってきたら付け足す予定。

もちろん、直立不動の状態で2体目を作るわけではなく、
人型として立体的になった際には、
その時には書いているだろうポーズを基にして、
各部を切断して再構成する。
一体目の制作で難儀していたのは、各部の寸法だった。
直立不動のポーズであらかじめ寸法を測っておけば、
作業がやりやすいような、気がする。

写真2は作業環境。
イスに座って机の上で作業すれば良いのだろうが、
乾燥させている間に右下に見えるグイン・サーガ2巻を読む。
大体がその繰り返し。
右上の方にフィギュアが3体見えるが、
髪、パンツ、パレオと参考にさせてもらっている。
立体で参考に出来るものがあると非常に助かる。
逆になかったら時間がかかるというか、
時間をかけてもおそらく出来なかったんじゃなかろうか。

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