以前、わしは資金があったらフィギュアを買い漁るということをしていたのだが、
いや、買い漁るとは少し違うな、こう心にピキーンと
何かくるものがあるものは大体手に入れるようにしていたのだけれど、
ここしばらくはさすがにお財布が不況で買物はお休みしている。
あみあみでチェックはしている、しているだけで買うまではいかない。いけない。

あぁ、これはイイなぁ、これもイイなぁ、
といって指をくわえて見ているしか出来ないわしだけど、
わしは、フィギュア=美少女、という概念ではなく、
フィギュア=芸術品であると考えている。
まぁ、見た目がかわいらしいのは、そういうモチーフだからしょうがない。
それはそれの価値があるわけで、芸術品であることには変わりない。
むしろ、見た目がそんなでも美術館に飾られて然るべきなのだ。

さて、わしの部屋には無数のフィギュアが飾られて、
多少のホコリをかぶっている状態ではあるが、
その一体一体を掃除して・・・という話は置いといて、
まだ箱から出されていない、飾る場所がないために出していないものも多数ある。
ふと、それらのフィギュアがどれくらいの価値であるのかと調べてみると、
まぁ、調べるというか在庫があるのかとかそんなことを見てみると、
定価より高く販売、これはAmazonのマーケットプレイスによるものだが、
定価より高い値段がついているのが多数あることがわかった。

わしがストックしているのは、そのほとんどが在庫がない状態、
マーケットプレイスでしか買えなくなっているものばかりであった。
故に、希少価値が随分出ているものもあり、
箱から出していない21体全てを売ると、結構な額になるようだ。
グッドスマイルカンパニーの「セイバー・リリィ」とか、
同じくグッスマの「なのは 水着Ver.」「フェイト水着Ver.」とか。

だが、だからといって売ろう! という気持ちには・・・な・・ならない。
自分は定価から値引きされている状態で買って、
それが倍くらいの値段になっているからといって、
手放してしまうのが自分にとっていいことなのかどうか。
何のために買ったのかを考えてみると、
それは「芸術品に惹かれた」からではないか、と。
そう、あくまでそれらの芸術品に心奪われて買ったのであるから、
その宝物は残して然るべきであるのだ。
個人の宝物というのは、そういう価値なのではないか(きらっ)。
希少価値があるものを持っているというのは、
なんというか、幼い頃のビックリマンシールを思い出す。

コメント

凡骨
2011年2月2日8:59

そういうの羨ましいです。
自分DIOのフィギュアくらいしか誇れるの持ってないです。

セーマ・タケc
2011年2月2日9:45

今思うと、なんて金の使い方してたんだって驚いてる(どぉん)・・・。
今じゃそんなこと出来ないくらいに追い詰められてるよ・・・。

人それぞれに宝物ってあると思うんだ。フィギュアじゃなくってもね。わしはとにかく「物」を集めるクセがあって、フィギュアの前はDVDとか本とか集めてたかな。
なんていうか、食べるものとかはその時で終わるけれど、時間が経っても残ってるものがあると安心するっていうか、はっ、だったら後悔しか残らないパチンコやってた自分て・・・!
ここ、ここなんだよ、人生の分岐点というか、金の分かれ目だったのは。己の欲望に打ち負けた者の末路がここにある。

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索