うわ、くそっ暑ぃな・・・!
日中がここまで暑いと、夜中に造形をした方が良いんじゃないかとか思えてくる。
次の日が日曜なら一寝入りした後に準備も出来よう。
夜中に鳴り響くオーブンのチン! の音、ステキ。

今日は、今後分割箇所を増やすこともあろうかと考え、
ジョイント量産道具をスカルピーで作っていた。
ジョイント量産道具というのは、いわゆるネンド棒を作る型である。
素体の部位の片方が棒、片方を差し込む穴にしておくことでガチっと保持出来る。
これが針金だと、クルクル回転してしまうので便利が悪い。
そこで、四角い棒やガイドのための丸い棒を作ろうというのである。
前にもお手製で四角い棒は作っていたが、
今回は型を作ってその中にネンドを埋められるようにしている。

試作1号はスカルピーの板に丸い穴や四角い穴を開けていたのだが、
それだとそこにネンドを詰めて乾かしても、
中でくっついてしまって取り出せなくなってしまっていた。
試作2号は、板を上下分割し、あのなんてーの、
たい焼きみたいに鉄板をギュッと合わせて一枚にする感じ、
その方式にすることでネンドを取り出しやすくした。

各部位を分割化することによる利点は、ポーズがある程度変えられること。
例えば、左腕全体はオイッスみたいなポーズになっているが、
それをヒジから先を取り替えられるようにして真っ直ぐ伸ばした状態にも出来る。
外せるようにしている部分は、新規に別パーツを組み込むことが出来る。
まるでオーズのメダルみたいではないか。
だから、現在ミニスカートの状態になっているが、
これを足首まで生地で隠れているものにすることも可能だ。
パーツ換装によって与える印象は結構変わってくると思う。
特に、最初の頃に作ってあまり手を加えられていないパーツを
換装していけば、技術力の向上もあって、もっと良くなるかも知れないのだ。

また、以前ミナツから型を取ったデスマスクに
ネンドを押し付けて、絵描き練習用の顔を作ってみた。
練習用の顔に色を乗せて練習してデータを取ることによって、
ミナツの顔の改良に役立てられそうだ。
くそ、2日くらい前に日記を書いていたのだが、消えてる・・・!

気になる箇所を直したり、穴埋めをしたりしていた今日。
全体的にマダラ模様になってきているので、実のところ
第3次サーフェイサー塗りをしないと、細かい修正点がよく見えない。
直した所とは別に今度は違う所にキズがいってるんだぜ、きっと。

小さい部分はホントよく折れる。
小指とか、ヤスっているとポキッと折れて、引っ付けてもまた折れる。
ゆえに、根元で引っ付けるのではなくもっと削ってから棒を引っ付けて整形した。
また、細い針金を通して補強したりしているが、持っている針金の太さと
ピンバイスのドリルの口径が違うのでやりにくいったらありゃしない。
細かな道具を揃えることも必要になってきたなぁ。
軌跡541 造形戦記95 7分の1の制作
最近はどうも日曜しか制作が出来ない状況になっている。
そのため、ミナツを眺め回して細かな修正点を
見つけていくのが月曜から土曜までの作業となる。

今日は少し曇っているか。
いつまで過ごしやすい時間が続くのかはわからないが、
オーブンを使う作業を優先的に進めていかねばならない。
・・・はっ、オーズとか観てたら晴れてきた・・・!

サーフェイサーを塗ってからこの一ヶ月、修正作業は割と多くなってきている。
というか、こんなにやってたんか・・・!
シワつけしたり帯を付け直したり角度変えたり線を入れたり削ったり足したり、
こ、これぞわしが探し求めていた完成形・・・!
となるまではなんかまだかかりそうな感じがするなぁ・・・。
「ブレイクブレイド」はいよいよ今回の6巻で完結。
わしはまだ原作をあえて読まずに観ていっているので、
この6巻の展開は、まぁこれはこれで良かったんではないかと。
終始もう戦いだったからね、観ものとしては飽きることはなかった。

わしの予想では、クリシュナを占領したボルキュス将軍が、
民衆やらホズルやらをつるし上げにしようとして、
イオ大佐がそのボルキュスの行いを止めるために後ろからブスッ
とやるのかと思っていたが、そこまではいかなかった。
まさに王道的な終わり方だったとは思う。

1巻から5巻までは7回通して観ているから、
この6巻はまだまだあと5回は観ないと追いつかない。

ふと、疑問に思うことがちらほらあった。
そういや、ゴゥレムの拡声機が使えないライガットの声が、
4巻辺りから聞こえるようになるんだな。
いつの間にか改造されていたのか・・・!
また、ホズルとシギュン、6巻通して会話を交わしたことが1回もなかった。
ある意味すごい夫婦だ。
粗探しというわけではないが、何気ない疑問を探すのも面白い。

今巻はゼスの活躍は全くなし。
最後にちょろっと出てくるだけで、
見せ場はやはり3巻のライガットとの戦いだった。
個人的にはミレニル部隊の活躍が良かったかな。
おめーら強ぇよ・・・! いうか、悪運が強いな。

原作も読んでみようかなぁ。
先日の日曜、月曜は、大体予定していたことは出来た。
台風が来ている影響で曇りの時間が長くなり、
その間にオーブンを使ったりなんやりして、気になる箇所は手を入れられた。

が、その修正点が一発で納得いくものになるとは限らない。
飾りリボンではない、結んだリボンを表現するには、
片方の輪っかの上にヒラヒラが乗っかるようになるので、
複製しやすい形にしつつそのように修正したはいいが、
やはり一発で納得出来る格好にはならない。
まぁ、ある程度気になる度は減少したのだが。

見た目は劇的に変わらないけれど、細かい所は少しずつ整っている。
全体的に白い部分が増えてきたのは、それだけ修正してこれたからだ。
脚全体はほとんど手をつけていないが、肌色の素足が出ている方が良いのか、
ニーソをはいた状態の方が良くなるのかは、今の段階では何とも言えない。
ももに外せる輪っかを作って、どっちも対応出来るようにしてもえぇかもなぁ。

今後はつっかけの辺りを細工していきたい。
靴下に削りだしのリボンをつけたり、つっかけのヒモをディテールアップしたり、
やることはまだまだあるのぅしかし。
休みの日に、それもオーブンを使って造形出来る瞬間ていうのは、
今この日記を書いている朝のうちしかない。
日が照ってきてグッと暑くなってくるのが、あ~9時頃までかな、
それまではなんとかオーブンを使える気温か。
つまり、日曜アニメが放映されている時間までがオーブン制作の時間。
それ以降はオーブンを使わず、スカルピーをイジる時間になるか。
おぅ、素体6号は1回焼きを入れて裏返せるようにした方がいいな。

ミナツの制作は、複製しやすいように細工していくのがメインになる。
例えば、リボンの輪っかと結んだ際に伸びる2本のヒラヒラ。
あのヒラヒラを輪っかに密着させることで油ネンドが埋めやすくなる。
あれ、間が空いていると途端に埋めにくく、というか埋められなくなるので、
1回切って付け直すことになりそうだ。

左袖のヒネリは大幅に改修したけれど、
両袖の下の角を少しカクっとさせた方がいいように思える。
1回やってみて気に入らなければ削ればいいし、
気になる箇所はなにかしら細工していってみよう。

細かいディテールアップもしなければならない箇所がちらほらある。
ただネンドを伸ばして形作ったものに、一手間かけて密度を上げる。
さぁ、作ってこ。
素体制作は色々と進んではいるが、かといって完成品があるわけではない。
1号のサナはデカ過ぎて複製にコストがかかってしまうだろうと
いうことで制作は凍結しているし、2号は複製のシミュレーターとして制作し、
1kgのシリコンでは半身くらいしか埋められなかったことがわかったし、
4号のミナツはもう少しで複製可能な状態にまでは進められてきたし、
5号は・・・6号は板の上で半身形作って、あとは焼いてみるだけと、
それぞれ試験的なことをやりつつデータを取ってこれている。

けれど、大量のネンドをコネて作ってきたにしては、
やはりそのまま放置していてはもったいないなと思うのである。
特に1号のサナは、どうせだから色を塗って飾っておきたい。
たとえ資金が貯まって複製可能になろうが、
それまでグレーの素体のままではもったいないので、
色塗って飾っておいて、後で油ネンドにベチャッ、でも構わないのである。
絵描きはとにかく練習しなければコツがつかめない。
だから、描けるものがあれば練習しておくに越したことはない。

ミナツにしてもそうだ。
素体が、おぉこれは上手く描けたな、と思うようなものでも、
複製がそれ以上の出来でなければダメなのだ。
だから、サーフェイサー塗ってほぼ仕上がった時に、これも塗ってみたい。

だが、細筆がないことに気がついた・・・。
以前、練習に使った筆は間に合わせに見つけてきたものだったから、
目描き本番に使うような細筆は揃えないと今の段階じゃあないな。
なんか自作出来るようなコシのある毛を探してみようかなぁ。
今日はなんぼにも暑くてクーラーをつけてしまい、
そのおかげでミナツの仕上げが、というか
オーブンを使った造形が出来なくなってしまった。

しかし、せっかく時間があることだし、
久しぶりのモンハン(おニューのPSPで2ヶ月ぶり)プレイだけでは
もったいないと思い、スカルピーを使っての造形を試みた。

まず、試したいのが、板の上で前半身だけを形作り、
オーブンである程度固めた後で板から離して裏返し、関節に針金を埋め込む方法。
おそらく内側はまだ柔らかい状態だろうと思うので、
針金を入れた後で後半身を盛ってもう一度焼く。
そして、関節ごとに切断してポーズを決めていく。
焼きあがったスカルピーにネンドは引っ付かないから、
超薄いネンドを皮の代わりにしてスカルピーに巻いてみる。
そのため、実際のスカルピー素体は現状よりひと回り削らねばならないだろう。

さすがにスカルピーの焼き上がりは早い。
分厚い部分だけでもスカルピーで補完出来れば、
人体造形の時間が大幅に短縮出来ることは疑いようがない。
ただ、まだスカルピーでの熟練度が足りないため、応用が利かない。
慣れるのにはもう少し時間がかかってしまうようだ。
軌跡535 造形戦記90 研究
軌跡535 造形戦記90 研究
スカルピーを使っての造形は、だいぶ前にしたことがある。
その時は、一度焼いたら形が決まって修正がきかない、
という先入観を持っていたため、贅沢にも
一箱のスカルピーをほとんど使って人体を作ってみたのだ。
あ~なんてもったいない使い方をしたんだ・・・!

しかし、そのおかげでわかったこともある。
焼くまではずっと形をイジられるが、割とベタベタするので、
人体を前後に作って後で合体させようとか、
まぁ最終的にそうやってはみたのだけれども、
ポーズをつけている場合はまた別の方法を考えにゃならんとか、
色々課題も出てきたわけである。
あのわんこを作るだけでも結構ベタベタな中でやっていたから、
次はドライヤーで少し乾かしながらやってみようかなと思う。

前は適当にそのままオーブンで焼く、といっても
外に出して温めていたのだが、温度調整が出来ないため所々コゲた。
コゲたら有害なガスが発生してヤバイらしいので、
あぁこりゃ温度調節機能つきのオーブンなけりゃダメだなと、
今日までスカルピーでの制作を諦めるに至ったのであった。

そして、スカルピーを適温で焼くことの出来るオーブンを仕入れた。
さすがにドライヤーで表面のベタベタをある程度なくすことは出来ても、
中まで完全に乾かせなければ意味がない。
実際、前のオーブンで適当に乾かした場合と、新オーブンでの焼き上がりが
どれだけ違うのかも調べてみなければならないだろう。

さて、前回は多分使わないだろうということで
贅沢に使い切ったスカルピーであるが、今回はそうはいかない。
いかにしてムダをなくしつつの制作にしていくかが課題だ。
前後半々に作って少し乾かして合体させてみようとか、
一気にポーズまである程度形にしたものを乾かすとか、
芯だけに使って関節はファンドで埋めてポーズを後で作るとか、
いったん人体を作って関節を切断して針金を通すとか、
まぁ試してみたいことは色々ある。
・・・・スカルピー足りねぇじゃん。
軌跡534.5 造形戦記89.5 わんこ
以前、スカルピーをイジって5分くらいで作ったわんこ。
fgに投稿するも、なんか妙に恥ずかしくなって削除した幻の一品。
焼かない限り乾かないのでずっとこねられるのは面白い。
ミナツの制作はほぼ終わった。
細かい修正を除けば、これ以上劇的に格好が変わることはないので、
次なる制作の段取りを整えていかねばならないと思うのである。
んーまー、ミナツを複製する前に、そのまま色塗って様子も見てみたいが。

今まで素体を制作してきた素材は、全てファンドであった。
今さらながら、慣れてはいるもののやはり中身が乾くまでに時間がかかる。
少しのヒモ状のネンドでも、乾かすのに割と時間を食ってしまうので、
その時間を短縮するにはどうすればいいか、
他の材料を使ってみようかなという気になったのである。

そこで、昔試しに使っただけで終わったスカルピーに目をつけた。
これ、値段が結構するのでファンドのようにやたらめったら使い捨て出来ないが、
わし、今までスカルピーについて変な先入観を持っていたかも知れない。
というのも、1回オーブンで焼いて固めてしまうと、
もう形が決まってしまってそれっきりだと思っていた。
だが、削ったり盛ったり出来るようじゃないか。
ということは、時間が短縮出来るだけ得ということになるではないか。

とにかく、今までは人体を作るまでが、
それだけの厚さのネンドが固まるまでに時間がかかってしまったゆえ、
スケールダウンしたミナツですら半年くらいの時間がかかってしまった。
スカルピーであらかたの人体を作り、その上に薄皮一枚のファンドをかぶせて
工作性を高めていったらいいかとか、パテ系のものを使ってみてはどうかとか、
まだまだ試したことがない材料が多い。

ま、とにかくスカルピーを触ってみましょうね。
これからの制作が楽しくなるかは、どれだけ服装作成に入るまでの時間が
短縮出来るかにかかっているのである。
今日は主に左袖の改修をするため、袖の真ん中からバッサりカットし、
ひねりを加えては乾かして削ってを繰り返していた。

が、なかなか思うような出来にならないので、この改修はまだまだかかりそうだ。
思い切って腕の下からカットして新規に作ってもいいんだが、
今の状況ですらオーブンで乾かしても半生状態が続いてしまうので、
出来るだけ厚くネンドを盛るのは避けたい。

それにしても、オーブンを使う度に室内の温度が高くなってくる。
クーラーを使おうにも・・・くそっ、冬が待ち遠しい・・・!
いうて、冬になればなったで、寒すぎて手が動かなくなってしまうけれど。
作業効率が悪くなるこの季節はなかなかツライな。
仕事で現場に行く時、こないだPSPでのナビを使って行ったのだが、
PSP自体の調子が悪かったため、思うように役に立たなかった。

そこで、思い切ってもう1台おニューのPSPを仕入れた。
どちらにせよ、モンハンやらゲームをプレイしたりするのに
買わなければならないとは思っていたから、
1台目はTV鑑賞用に固定し、2台目をゲームやナビに使うこととした。
これでGPSやチューナーを入れ替えずに済むようになったため、まぁいいかなと。
TVを観るだけなら別にガガーガガーなんて音も出ない。

PSPを購入して一番役に立っているのは、深夜のTVアニメの録画だ。
それまでTV自体そんなに観ていなかったし、アニメも知らなかったのだが、
チューナー装備で録画が出来るようになるのならと、
それからアニメを録るようになったのだ。 ヒマつぶしにもなるしのぅ。
軌跡531 造形戦記87 改修時機
第二次サフ塗りが終了し、再度小キズ直しをする毎日。
毎日~っつっても、毎日作るだけの時間はとれず・・・。
少し悶々とした日々を送っている。

前々から気にはなっていたものの、
ま、いっかといった程度にしか気にしていなかった左の袖。
そのひるがえり具合は、仮に作った薄い袖が
乾いた際に自然になったものである。
だが、やはり気にはなっていたので、
この際真ん中からズバッと切断し、角度をつけ直そうと思う。

前から見た時のひるがえりを重視し、
ぐにゅにゅーと曲げて全体的な空間の調和を目指す。
また、右と左の袖の長さが微妙に違っていたので、
それを直して、気になる部分の気になる部分をなくす。
おそらく改修後はヒネリやシワなどがガラッと変わるんじゃなかろうか。
日曜のアニメはワンピースから始まり、
戦隊ものとか仮面ライダーとかを観るのは習慣となり、
その後からフィギュア制作に入っていくのが日曜の楽しみ方。
トリコはうーん、最初の2、3回でなんか観なくなったな。

一週間通して録画しながら観ているのは、
戦国乙女、GOSICK、神のみぞ知るセカイⅡくらいで、
そのまま観ているのは青の祓魔師か。
まぁ戦国乙女は最初から観ていたから、その流れで
ずっと録っているだけでそんなに面白いとは思わない。
神のみぞは4週録り溜めて一気に観ていたら、
ん、これって結構面白いではないか、と今さら気付いたのである。

これは見逃してはならんなと思うのは青の祓魔師かな。
最初はそんなに気にしていなかったのだが、段々とその面白さに惹かれていった。
しえみがイイな・・・。

面白いアニメがあると、どうしても原作を
読んでみたいという気になったりするんだけれど、
といって読んでしまうと内容がアニメと同じだったりして、
あ、だったらアニメ観なくていいやとなることがあるのはいつも話している通り。
読んで正解、読んで失敗、に分かれてしまうこともあるから、
一概に読まない方がいいとは言えないのが難しい。
昔のOVAを挙げるが、「緑山高校」という野球アニメがあって、
これは漫画より圧倒的に面白く仕上がっていた。

かといって、漫画や小説版を読まなければわからないこともある。
「亡国のイージス」や「ローレライ」だったか、
あれらは小説版の方が圧倒的に面白い。
特に亡国~の方は、内容をはしょり過ぎてわけがわからなくなっていた。
せっかくの良い作品を映像にしたばっかりに台無しにされてしまった例だ。

まぁ、その作品が好きなら原作も映像も見て、一喜一憂するのも悪くない。
今まで女の子のフィギュアを作ってきたけれど、
実は、自分には何が作れるのかはよくわかっていない。

というのは、女の子フィギュアしか作ってきていないから、
他にも、そう例えば鎧キャラとか、モンハンのモンスターみたいなのとか、
ひょっとしたら作れるんじゃないかとか思うのである。
昔に一度、デフォルメした鎧キャラを作りかけたことはあったが、
それだけでは作れるかどうかはわからない。

でも、鎧キャラは好きなので作れればどれだけ面白いだろう。
女の子「しか」作れないというのは自分が思い込んでいるだけであって、
ネンドをこねればどんな形にでも出来るんだ。
作れれば、じゃない、作れるんだ、である。

では、仮に鎧キャラを作ろうとすれば何から始めればいいだろう。
まずはなんにするにも人体が必要になってくる。
いくら全身鎧で固めていようとも、その基本となる骨格は人体のものだ。
完全に筋肉をつけたり顔をつくる必要はないが、
男キャラとわかる程度の骨格は作っておかねばならない。
それに鎧をかぶせていく。
ドット絵で描いていた頃の鎧キャラが立体になるってのも、なかなか乙なもんだ。
ミナツとスケールを合わせるならば、割と大きなものになってしまうが。

ツクール世界で広がっていたタケキャラを立体に出来る、
あぁ、なんて究極の人生の楽しみ方なんだ・・・!
今のペースで作っていくんならさすがに時間が足りません。
・・・非常に暑い。

わしがフィギュアを制作している部屋にはクーラーはついているが、
制作している最中はそれをつけられない理由がある。
それは・・・ブレーカーが落ちる、からである。
クーラーをつけながら乾かすのにオーブンを使えば、もうてきめん。

せっかく「fg」というフィギュアのコミュニティサイトを発見し、
そこにミナツの写真を投稿したりしてやる気がアップしているのは良いのだが、
汗だくだくになりながら制作するというのは、
なんか・・・どうも・・・さすがにやる気が減少してしまう。
休みの日に雨がしとしと降っている状態が一番制作しやすい環境といえるだろう。
オーブンを使っているためか、熱がこもってくるので、
日中、部屋の中の方が外より温度が高くなっているもんだから、
34度あったこの日、扇風機の風が熱風だった。

さて、わしがフィギュア制作をするようになったのは、
今からかれこれ6、7年くらい前になるだろうか。
その当時に、初めてがくぶんの「フィギュア模型製作講座」を受講した。
そう、本を買ってそこから学んでいたわけではないのだ。
まぁ、本みたいなものだったがね。
その頃はまだフィギュアを作ろう的な本が出ていなかったため、
この講座によって得られた知識は今も活かされている。

だが、パッタリと制作が止まってしまった時期が3年か4年ほどある。
そして、再び制作に復帰させてくれるきっかけとなったのが、
いわた氏の「かわいい女の子フィギュアを作ろう!」という本との出合いだった。
この本との出合いがなければ、おそらくわしは今も作っていなかっただろう。
久しく作っていなかったのにフィギュア本に手を出したのは、
市販のフィギュアはまだ買っていたから、
ただ読むために買ったのではないだろうかと思う。
それが引金となって再び制作に戻ってこられたのだから、
本が語ってくれるフィギュア制作の魅力というのは計り知れない。
軌跡527 造形戦記84 なんだかんだやって
軌跡527 造形戦記84 なんだかんだやって
結局はけっこうなパーツ数になるわけですよ。
・・・ったく。

上半身を合体させる前に組み込んでいくパーツは、まずは脚。
それから腰に前後分割のスカートをはめて、
その左右にヒラヒラをつけながら前垂れもつけ、
さらに後ろに大スカートをつけてその上に装飾のシッポをつけ、
そして帯パーツの輪っかをつけるとバラけなくなる、という仕様。
これに上半身をドッキングさせると完全に固定される。

大スカートをつけない仕様にすると、
帯、シッポの3パーツがなくなりシンプルな見た目になる。
素体は同じでも、つけるパーツによって性能・・・
見た目が変えられるのは1つの利点ではある。
ガンダムヴァーチェじゃないけど、
装甲をパージするとこんな・・・・・・まぁ、いいや。

さて、ミナツを制作すると同時に、顔だけの複製も試験したい。
もう完全に乾いているのでサフを塗ってネンドを押し付けてみよう。
イモのハンコみたいな感じで目鼻が複写出来ればいいのだが。

あ、そういや改良した前髪の写真撮ってないな。
ようやくというか、今までなんで
見つけられなかったんだろうかというサイトがさっき見つかった。

とりあえず、修正前のサフを全体的に塗っているミナツの写真を載せた。
まぁこれは、自作品の写真を載せることが真の目的ではなく、
そのサイトに多く載っている作品を鑑賞することによって、
己の中の闘争心・・・ん、向上心か、それを奮い立たせることが第一である。
や~しかし、たくさん作品が載ってんなぁ。
同志がわんさかいるじゃないか・・・!
と同時に少々凹んだりもしますよ・・・。

技術的なものは、これは自分が経験しない限り身につくことはない。
話を聞いて参考にすることは出来るが、実際に試してみないことには、
それが自分にとって使える技なのかどうかはわからない。
髪とか指とか、本を見て試してみても、結局は
自分のやりやすいように作り方を改良しながら見つけなければならなかったのだ。
・・・えーと、そういうことで。

とはいえ、写真を載せたことでミナツの存在が少しでも世に広まってくれれば、
創る側としてはその喜びを原動力に切磋琢磨することが出来るのである。

軌跡525 進出

2011年6月20日 日常
先日、もう1つの日記世界へと進出した。
いや、別に大したこたないのだが、こちらには造形の同志がいないみたいなので、
向こうの世界で捜してみたいと、造形戦記を書いた。
これからはこっちあっちで造形戦記を書いていきつつ、同志を見つけたい。
まぁ、メインはこっちだろうな。 月刊週間みたいな感じで。

造形はボチボチ進行中。
スカート横のヒラヒラはある程度形が整ってきて、
以前の装飾よりはイイんじゃないのかという感触はある。
顔複製用の型は、あ~なんとか使えるんじゃないか。
分厚かったのでようやく乾いたが、サフを塗って押し付けてみよう。
完璧に目鼻が出てこなくても、目安的なものが形取れればいけそうだ。
どっちにしろ、キャラごとに目鼻立ちは変えていかにゃならんもんの。

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