いよいよ様子を見ながらの組み立てを開始した。
ちなみに組もうとしているACプラモは「ノブリス・オブリージュ」。
あの羽みたいなレーザーキャノンがどうにも気になっての購入だった。

そういやこんなメカいたなぁと思い出に浸りたいわけでもないが、
見た目でイイ! と思えるメカを作るのはやはり楽しい。
そのせいか、明けても暮れても、帰って塗装の続きをせねば先に進めねぇぜ、
などと考えるようになった。

そしてようやく、ランナーからパーツを外して組めるところまできた。
パーツ数が多いため、下塗りだけでも結構時間がかかってしまった。
とりあえず、全体的な色は「緑」だ。
このメカの基本色は白なので、だいぶイメージから離れてしまうが、
セーマ機体シリーズはカモフラでいこうとしているのでそれはどうでもいい。
関節部分等は焼鉄色にしておいて、全体的な見た目は、
所々の金色を含め今のところ3色になっている。
いや、最初に下塗りしていた緑は、思っていたより濃くなってしまい、
なんか黒に近い濃緑で、それが途中足りなくなって新たに調合した緑が
いい具合にそれより明るめになったので、どうせならそれはそれで
色分けしようということで、4色くらいに色が分かれている状態である。
これから、全体的にパーツが組めた後、
もう3色くらいカモフラ緑を塗っていくことになる。
迷彩色として適当に色を塗っていくのも案外緊張する。

また、カモフラに塗っても、スミ入れはしておかないと引き締まらんかとも思う。
パッと見て細い黒の線が入っている方が、ギュッと締まって見えるだろうなぁ。
せっせと下ごしらえが進行中。
組むまでにはなかなかたどり着けないが、段取りは非常に大事だ。
今回はランナーごとに下地色を塗り、切り離して組む時にも、
切った所を補修する形で塗るようにする。
パーツ数が多いのでまだまだ段取りはかかりそうだ。

ちなみに、セーマ専用機体色は緑を基調としたカモフラでいく。
ごちゃごちゃ色が重なっている方が、ちょっとやそっとの出来でもごまかせる。
色の調合もその都度その都度適当にやっても、それはそれで味が出るしにょ。
あと、所々に蛍光カラーでピカっと光らせてやるとか。
ACを集められるだけ集めて、真のセーマ専用機体を作りたいものだ。
金かかるだろうなぁ・・・。
2体目は既にストック中。 安いのから集めるようにしよ・・。
創作造形がなかなか進まないようにはなったけれど、
色塗りの練習はしなければならないなと、
じゃあプラモでも買って色塗りでもするかと、
アーマード・コアのプラモを買ってみることにした。

やー、プラモを買うのはどれくらい久しぶりなんだろう。
一時期、ガンプラのMGを大量に買ってストックしていたのだが、
その当時はただ素組みして飾るだけであったので、
今のように色塗りを考えたことはなかった。
結局、10何個は作らずじまいで売り払うことにしたのであった。
まぁ、飾る所がなくなったから作らなくなった、というのも原因であるが。

だが、今回は色塗りをメインに作ろうと考えているため、
1体1体に時間をかけていくことになる。
と、届いたプラモの中を見てみると、なんだ・・・いやに細けぇな・・・。
まだ色塗り1回しかしたことないのにどうやって塗ろうかと悩む。
スミ入れすればグッと引き締まるよなぁと思いつつも、その溝がかなり細い。
いっそのこと墨汁を流し込んで拭き取ろうかとか、
とにかく色塗りを遂行させねば買った意味がない。
こういう風に考えながら時間をかけて作るのが楽しいんだろうなぁ。
ここ最近、造形の方はお休みしており、なかなか火がつかぬ。
素体量産のための素体制作は進めたい、と思ってはいるものの、
「ドラゴンズドグマ」なるゲームをちょいとプレイしていて、
お、こりゃオープンワールドのモンハンみたいぢゃ、と楽しんでいる。
それでも、さすがに2ndGの800時間ほど遊べるとは思えないが、
いや、そもそもなんでモンハンてあんなに遊べるんだろうかと不思議だ。
時間を忘れるとはあぁいうことを言うんだ。

さて、ゲームはドラゴンズドグマをちょこちょこプレイしているとして、
まぁ他には夜中のアニメを録り観しているといったところか。
こりゃ毎週観なけりゃならねぇ! とそこまで思えるようなのはないが、
「へうげもの」とかはなんか面白い。
アクエリオンEVOLはもう一か月分くらい録っても観ていない。
なんつーのか、メカもんなんだけれども興味が湧かなくなったというか、
面白くないわけではないけれど面白いとも思えなくなってきた。
最終話まで録ってまとめて観てもいいや。
なにも難しいことを考えることはない。
やり残したことを完遂させるのを優先するならば、
そういや、ミナツの立ちポーズを色付けまですれば、
ちょっと格好の違うものがもういっこ完成するではないか。
複製まで考えていたため、どうしても容量の大きくなってしまう
立ちポーズはなかなか触れなかったのである。

座りVer.のプロトタイプをこしらえてみてわかったのだが、
普通に飾ると目線があっちを向いているので飾りにくい。
写真を撮る際は上目遣いになるように位置を調整したが、
普通はそんな所から見えるもんじゃない。
そうか、本来立ちポーズ用に目線を調整していたため、
座った場合はその目線にこだわる必要はない。

次に顔を塗る時は、首を回転させるか
目線をある程度正面を見ているかに変える方が良いように思う。
半年以上、立ちポーズ素体として研究をしていたのだから、
複製はしなくともせめて色塗り完成までこぎつけるようにすれば報われる。

いうて、座りVer.を作ったことで、少なからず技術力は上がっているわけで、
立ちポーズをそのまま使う、ということはしないんだろうな。
なんぞかんぞ改修して、立ちポーズもエェやん、
と思えるまで手を加えるようになるのだろうて。
今回の素体6号制作、6号は女の子の直立ポーズで、レジン素体を
作るための素体であるが、かといってただ単に直立ポーズを作って複製、
という風には終わらせたくなく、若干膝の角度とか
足の向きとかを変えたりして見た目を短調にならないようにしている。
それでいて複製後の切り貼りをも考えておかねばならないので、
大きくポーズをとることが出来ないのはやはり少し残念である。

この6号を制作していて、ふと、直立のポーズであっても、
「これ、モンハン3rdでわしが使っていた装備を着せられんかな」
という思いが強くなっていった。
そうだ、そんなことを前々から考えていたが、
ついぞ実現することはなかったのだが、5号と同じく鎧を着せることは可能だ。
何々装備というのはどうも好かんので、ほぼ見た目で揃えていた装備だけれど、
それが立体に出来る機会が巡ってきたということは、
片手間にやってみる価値は大いにある。
ただ、3rdの装備画面を出してそれをスケッチしつつ、
ある程度形が出来たら確認していくという作業が必要にナルガクルガ。

今作業が中心になっているのは6号で、ある程度の形、
鎧が着せられる状態になるとか、レジン複製に支障がない程度に
着脱可能な服を着せるとか、一段落するまでは5号や7号制作は進まないだろう。
うーむ、さすがにテンション保ちながら3つはやらん方がいいか。
せっかく6号制作がノっているのに、その勢いを削ぐのは得策とはいえない。
なんていうか、モンハンの装備を試作まで出来たら、
5号でやりたいことが実現出来てしまうというか、
やろうとすることが色々と重なるから、とにかく1体は形にしておきたい。
現在、素体3体を交互に制作するべく段取りを進めている。
ミナツは素体4号として制作していたものだが、
それより以前に実は5号と6号はある程度の格好だけは作っていた。

そう、素体5号は鎧キャラをいつか作るであろうことを予測し、
鎧を着せられる人型を作っておいたのである。
人体だけでも段取りしておけば、それにネンドをかぶせて鎧を作れる。
納得がいかなければひっぺがせばいいし、何通りの鎧も試着出来る。
実際に立体にすると、絵にした場合の矛盾点も見直すことが出来る。
これぜってぇ着れねぇだろ・・・というね。
今はとりあえずネンドをベタベタ貼って様子を見ているところ。

6号は、女の子をスカルピーで作った場合どうなるかを
検証するために段取りしていたもので、その上から薄いネンドを皮として覆い、
ミナツくらいの大きさに調整しようとしている。

7号は、ゼルディオとして男性キャラを段取りしようとしていたが、
6号と併せて、「素体のための素体」として制作することにした。
つまり、女性、男性というひとまとまりで制作し、
それをレジンで複製したものをキャラとして改修して使うようにするのである。
要するに頭つんつるてんのマネキンみたいなのを量産した後に、
初めて名前をつけて切り貼りして改造していく、というわけである。
ネンドで一から人体を作っていったのではどうしても時間がかかる。
そこをごそっと短縮してキャラを増やしていく方が効率が良い。
どっちみちレジンで複製したものは修正しないと使えないのだから、
ガシガシ削ってパテで修正して~の繰り返しは当たり前なのだ。
ミナツ2号や3号を作っていきたい気持ちはあるけれど、
なかなかその複製2セットを修正して組み立てよう、という気は起きない。
プロトタイプ制作が約1ヶ月かかっているために、
どうしてもその作業工程が頭から離れないのだ。
もちろん、次の複製完成にそれだけ時間がかかるとも思えない。
やはり、最初だけは手探りで進むしかないわけで、
そのノウハウが次に初めて活かされるのである。

だが、それでも制作のテンションを高めるために、
あえて次作素体の候補を考え、段取りだけでも進めることとする。
とりあえず、スカルピーで骨格の芯だけを作っておき、
モチーフが決まったらその芯にファンドを巻いていくことにする。

さて、そのモチーフだが、
今のところパッと思いついただけでも3キャラいる。
まず、セーマで登場した「ゼルディオ」というキャラ。
女の子以外のキャラを、ということなら、
この青年が一番作りたいキャラである。
「クロス」も捨てがたいが、この名はさっき思い出した。
勢いに乗ったヒーローっぽいキャラなら、ゼルディオが作りやすそうだ。

次に鎧キャラ。
タケといったら鎧キャラ、というわけでもないが、
絵から実際に立体になったものを見てみたい気はある。
〇アゴスティーニの「戦国甲冑をつくる」を集めたわしとすれば、
鎧の基本的な作りがわかった今日なら、
機能的な鎧を作ることが出来るんじゃないか、という思いがある。
まぁ、セーマに登場した鎧キャラは和風ではなかったが。

次に、素体1号として制作したサナを
スケールダウンして、ミナツの相方とすること。
実際にミナツを立たせたスケールをサナと比べると
そんなに大きさが変わるわけではないのだが、
かといって1号のサナは改修して使えるような大きさでもない。
カットして縮めて縮めて~もなんかもったいない。
ということで、新規に今の技術で作った方が良いようだ。

このように、3キャラの候補があるわけだが、
途中でテンション下がって制作が止まる可能性があるのなら、
いっそのこと3キャラ同時に制作開始してやんよ!
プロトタイプの最終的な仕上げってのは、もうね、
ぶっちゃけやらんでもいいような段階なので、
気が向いたらやっているという状態が続いている。
立ちポーズでは左腕は折り曲げているが、
タケVer.ではうちわを持って腕を伸ばしている。
そこら辺の細々とした修正とか色々。

のんべんだらりと作業を続けていると、どうしてもダレてくる。
それが重なると今度は、なんか飽きたな、と思うようになってくる。
こうなってくると、また数年前のように
ごそっと制作期間が開いてしまう原因となってしまうのである。
そうならないようにするためには、新規に素体を作り始めるか、
いったんプロトタイプの作業から離れて、ミナツ2号の組み立てに入って
新たなパーツを所々に作る、という楽しみを見出さなければならない。

とはいえ、プロトタイプで今している作業は、
本来この腰掛けVer.は車載用に作っていたのであるが、
質量的になんか耐久性がどうしても足りないような感じなので、
だったら裏返したコップにでも載せてやるわということで、
載せられそうなコップを見つけたはいいが、
載せた際にパーツが干渉する所があるのでそれを修正したパーツを作る、
という地点で悶々としている、という状況なのである。

一応、パテで修正して色を塗れば換装可能ではあるが、
元々立ちポーズ用に作っていた素体だけに、
制作者ゆえに見えてくる、かみ合わない部分がどうしても気になってきた。
その部分の修正を2号3号と重ねることで解決していきたいが、
制作のテンションを上げるためには、ここいらでひとつ、
ミナツの相方みたいなのを作ってもいいのかも知れない。

または、女の子しか作れないと思われてはアレなんで、
絵描きと同様、オヤジや鎧、青年系なんかも作っていければなと。
作れる分野が広ければ、楽しめる世界も広がるのが道理なのである。
先日から進めているプロトタイプの制作はほぼ終わっている。
色塗りは終わっているし、色つけの雰囲気も変える必要はない。
が、細かい部分、例えばほんのちょっとのスミ入れとか、
左右の指のバランスがどうしても気になるから直したいとか、
あ、そういやハネ毛をつけてないやとか、
プロトタイプとすれば、別にやらんでもいいようなことに時間をかけてしまう。

しかし、複製パーツを改良した左袖、左腕、左指は、
それを今後のために複製しなければならないため、
やはりやっとかんと後々響くだろうなぁ、ということで修正は必要だ。

また、それと同時に複製を2セット量産している。
量産型2号、3号と、手元のレジンが切れるまでは量産してストックしておきたい。
プロトタイプは複製からほぼ完成まで手探り状態で3週間くらいかかっているが、
それをいかにして短縮出来るかが今後の課題となるだろう。
流れ作業でコンスタントに量産出来るようになれば、
hiroに1体贈らせてもらうことも可能になるのだが。
プロトタイプ完成まであと少しという段階まで進んでこられた。
色塗りは大体の部分は様子を見ながら塗っている状態。
実際に塗ったパーツを全部組み立てて、色調のバランスが
どうなのかを確認しながらの作業とナルガ、どうだろう、
イメージ通りというわけでもないけれど、こんなもんかなとは思う。

特に気をつけたいのは着物の部分。
塗る面積が一番広いため、パッと見の印象がその色になる。
イメージ的には薄い空色、みたいな感じで、と調合していたら、
なんか薄い黄緑系で一度塗ってみていた。
プロトタイプだけに色々重ね塗りして試せばいいやと。
逆に、その重ねが絶妙な色合いになっちゃったりしちゃったりするから、
色塗りは原型制作とは別の面白さがあると言える。
この調子だと、どうも筆塗りでずっとやっていきそうな気がする。

色の調合に際して、
わしはレジンの切れ端に色を乗せてサンプル見本を作っている。
というのは、複製する度にパーツとは別の不要なもの、
レジンの湯口が出来るのだが、それを小さく四角に切りダンボール紙に貼り付け、
調合した色をそのレジン片に塗って試している。
タイルやクロスのサンプルみたいな感じ。
こうすることで、どの色をどう調合するとこんな色になる、
というのが一目でわかるようになり、また、
このサンプル標本をいっぱい作ってやろうという気も起こるから、
リサイクルとして良い活用術だと思う。
先日から進めていたミナツの複製は、補修や整形を大体終え、
これから先、データ取りとしてのプロトタイプ制作の段階へ進む。

サーフェイサーを全体に塗り終えるまでに得たデータは、
エポパテはむやみやたらに同じものを使うな、ということだった。
というのは、今使っているエポパテは濃いグレーなので、
肌色を塗ろうとする箇所にまでこれを使っていると、
白のサフで見えなくなるまで隠さないと肌色が塗れないのである。
複製1号でのサフレス塗装は諦め、というか、レジンの下地を
そのまま使うってこと自体、補修なんかしてたらやりにくいったらないので、
白のサフを塗った方がタケ的にはいいのかも知れない。
そして、その色が乗ることを見越して肌色を調合するようにする。
結局、全体的に明るい色調のキャラにしようと考えるのならば、
サフは白色で良いと思うのであるが。

また、小さいパーツは複製してもなんか補修ばかりして使い物にならないのが
多いので、代用出来る物を探して作り直した方が作業が速いように思える。
ミナツで代用品が使えそうなパーツは、主に鈴。
首にかけているものや袖についているものである。
また、肩にかけている帯なんかも、分割して再びくっつけて使うよりは、
別に代用品を探して肩に添える方が、
整形するよりもグッと効率が良くなるだろう。
原型を制作する際はそこまで考えながら作らなくてもいいが、
複製する段になって、これは代用品で省けそうなパーツだ
というのを選別することは必要になるだろう。
実際、小さいとか複雑とか複製すると使い物にならないパーツ分の
シリコン量をなくすだけでも、結構型枠の大きさも変わってくる。

さて、これより先は、細かい修正は置いといて、
とりあえず色を乗せていくようにする。
実際に色を乗せてみないことには、イメージだけでは何とも言えない。
どの色の組み合わせがイイように見えるのか、
どこまで深く塗らないと鮮やかに見えないのか。
瞳描きの練習もこれで出来るようになった。
プロトタイプの役割はとても大きい。
先日、ミナツパーツの第4型枠が完成したことで、ミナツの複製が可能になった。
これで、一応はミナツの原型制作は一区切りつけたということである。
まぁ、本番は複製をいかにして完成させていくかになるわけだが、
去年の2月頃からとっかかって今日まで、正味200日程度触ってきた。

原型に表情を描いて、うん、これはなかなかイイとか思っていたが、
複製に鉛筆で表情を書いただけで、原型を超えてしまった。 タケ的に。
加えて前髪を新規に作ったことにより、さらに表現のバリエーションが増えた。
ただ問題なのは、複製型枠がさすがにトーシロー仕様なので、
パーツの大部分補修が必要になったことである。
逆に、それが毎度毎度違う表情を持てたり、
補修の技術力向上に一役買うことになるだろう。

まーそれにしても直す箇所がたくさんある。
特に下の着物部分は虫食い穴が激しい。
エポパテで埋めては削っての繰り返しで整えていくしかないだろう。
現在、複製は大体2セット用意している。
1セット目はレジンが上手く流れるかどうかを調べるためのテストショットで、
2ショット目よりも虫食い穴が結構ある。
使えるパーツもあるにはあるので、ポーズ改変に使えるのがあるかも。

さて、これから先は、プロトタイプミナツとして色塗りまで進めたい。
一度最後まで進んでデータを取り、次に繋げる制作をしなければならない。
仮組みする過程でパーツを派生させることもあるかも知れないが、
着実に色塗りに近付いているのは実感している。
材料のシリコンが揃ったことで第2型枠組みを急ピッチで進め、
次いでレジンを流し込む作業もササッとやってみた。
1回目の流しでレジンの通り道の確認をし、
細いと思った箇所を太くし2回目の流しを行った。
まぁ、こんなもんかなという結果だったが、
とにかく全パーツを揃えることを優先に、これで先に進むことにした。

第2型枠は面積は広いものの小物を中心に埋めているため、
シリコンの量はそう多くは要らなかった。
だが、次の第3型枠はそうはいかない。
パーツ数は4つだが、起伏が激しいため、どうしてもシリコンが多く要る。
今まで半面は大体1kg前後で埋めてこれているけれど、
第3型枠はかなり要ることを覚悟しなければならないだろう。

ということで第3型枠組みを進め、半面を埋めてみた。
1,8kgも使うという結果になったが、もうこれはしょうがない。
変な埋め方をして抜けにくい型にしてしまってもダメだし、
刻みシリコンを投入してもこれだけ要ったのだ。
残りシリコンは4kg。
ここまでで、今まで使ったシリコンは6kg。
第3型枠になぁ、どうかなぁ、もう1kgと刻みシリコンでどうにかなるか、
要っても1,2kgに抑えて、第4型枠に残りを使えるようにしたい。

第4型枠は、主に髪と袖、それに手部分。
これは割と小さい枠になりそうだが、髪の整形がもう少しかかるので、
第3型枠にレジンを流す作業と並行して終わらせたいものだ。

いくら複製して数を増やせるといっても、
型から出してそのまま使えることはまずない。
修正に修正を繰り返して、ようやく組める段階に進める。
つまり、そこから1体完成させるまでに結構時間がかかる。
ガレキ1体1体に魂がこもるのはそういうことだったのか・・・!
と、実際に作る立場になってから思い知ったことである。
先日から制作しているポニー新規制作はほぼ完了し、
続いて前髪のバージョンを2つ作ってみている状況である。

同じキャラでも前髪の形が違うとどのように印象が変わってくるのか、
複製しやすい形はどんなのかとか、調べることは多そうで、
髪形が変わっても顔の輪郭がこのキャラだ、
という意識を持って作っていかないと、髪型だけでキャラが分けられてしまう。
それは避けたい。
せめてイメチェンくらいの違いに抑えなくてはならないのである。

ようやく、ミナツのパーツ全部の複製に際して、
シリコンが用意出来る状態になりつつある。
シリコンで全パーツ複製出来る準備が整えば、その先が広がる。
なんといっても数が勝負だった。
とにかくkg数を多く用意しないと、このように先に進めなくなる。
まぁ、そのおかげで髪のバージョンを増やすことは出来たのだが。

また、各部位のバリエーションを増やすために、
エポパテとかいうネンドの代わりを用いれば、割と形は変えられそうだ。
その形を変えたものを型取りすれば、ポーズの幅が広がる。
いや、エポパテは量が少ない割に値段が張るから、
修正くらいにしか使わんだろうと考えていたが、
まとまった資金のおかげでいくらか用意することが出来たので、
惜しまずバージョン拡大のために使っていきたい。

さて、さらにその先には色塗りが待っているわけであるが、
そのことはまずは複製が一通り揃ってから考えることにしよう。
そのためには、第2型枠のもう半面を埋めることから進まねば成らぬ。
ミナツの第2型枠作りには追加のシリコンが必要なため、
資金が調達出来・・・そうな3月まで待たなければならないが、
その前にやれることは色々とやっておきたい。

その1つが、第1型枠で作って失敗したポニー部分の新規作成である。
かなり初期に作ったこの髪は、複製のことはほとんど考えておらず、
ただ、おぉ、なかなかいい具合に作れた、じゃ次、
といった具合に、あまり修正を繰り返さなかっただけに、
ここにきて困ることになったのであった・・・。
後で直そうなどとは思わず、直そうと思ったらその時直さないとダメだなぁ・・。

さて、そのポニー、一体どうやって作るんだ?
というくらい作ってなかったので、とにかく棒状ネンドを大量にこしらえ、
それを組み合わせてなんとなく形にしていくことにした。
多分、そんな感じで作っていたと思う。
これを重ね合わせて乾かしては切り落として、を繰り返して形を整え、
第4型枠制作時までにはオッケーな状態にしておきたい。
片方のシリコン流しを終え、その最中にある方法を思いつき、
それを残りのパーツを埋める際に試験してみようと段取りをすると共に、
もう片面にシリコンを流す段取りを始めた。

もう片面にシリコンを流す前に必要な材料があり、
それを買いにホームセンターへ行った後、シリコン流し実践。
この片面は特に問題もなく、表面が牛乳プリンみたいでおいしそう。

問題はその後のシリコン型の出来がどの程度のものかということだけである。
失敗といっておいそれと刻みシリコンに回すわけにもいかないから、
どれだけのことをやってどれだけのものが出来るのか、非常に気になる。
気泡を出すために棒で表面をちょんちょん突ついたのが
逆に裏目に出るかもしれないし、それがキレイにする方法かも知れないし、
明日には型枠をバラしてその結果を目の当たりにすることになるだろう。

そしてその後はいよいよレジン流しに移ることになるが、それと並行して、
「タケc式重ねンド」の実験や「タケc式3点型枠」の実験もしたい。
シリコン自体はもうストックが0,8kgしか残っていないから、
しばらくはネンド埋めで来月に引っ張るしかない。

なんかねぇ、自分が効率よく作業出来るんじゃないかという何かを閃いた瞬間て、
レベルアップの音が聞こえるような気がする。
修正、サーフェイサー塗りの繰り返しで、もうエェ加減複製したらどうよ?
くらいの地点まで来れたような気がするので、
油ネンドにパーツを埋め込んでいく作業に進むことにした。

以前、複製試験に使用した油ネンド、
シリコンを流して結構ほったらかしにしていたもんだから、
下に敷いていたダンボール紙に油がだいぶしみ込んでしまい、
なんか硬くなってしまっている。
それをなんとか柔らかく使えるようにしてからの段取りとなる。

パーツは、上半身兼用のものが23、新規が6になる。
ゆえに、立ちポーズにも使えるパーツは新規とは別に複製し、
管理をしやすくしなければならない。
大体3つくらいの型に分かれるんではなかろうか。
複製の型を作ることが出来れば、またそこからやれることが一気に広がってくる。

先日に、彩色する塗料の研究をしていたのだが、
うーむ、なかなかイメージに合った色が調合出来ないというか、
これだ! と思うものが作れない。
ほんのちょっと隠し色を入れるだけでも印象が変わってしまうので、
空き瓶を大量に用意して研究を続けてもいかねばなるまい。
ここしばらく、まともに造形をしていなかったのだが、
もうそろそろ複製しなきゃ先に進めないぞと、
細かいキズを埋める作業の後に複製する段取りをすることにした。

複製はキズ埋めが先に終わらないと始められないわけだが、
わからないなりにでもここら辺で複製の経験値を稼いでおかないと、
次なる作品にも手をつけられない。
原型が完成した、さぁ次に行こう、では結局何にもならない。

レジンで複製したものがどの程度修正がきくのか、
どの程度原型より形が違ってくるのかも知りたいところだ。
そして、さらに先の部分、色塗りにも着手したい。
もう現段階では筆塗りで経験値を積んでいくしかないのだけれど、
それはそれでいいとも思う。
元油絵描きとしては、その技術を少しでも活かさねば損だ。
まぁ、損だと言えるほどの腕は持ってないがね!
複製品完成のイメージを抱きつつ、テンションを保ちたいものだ。

軌跡585 写真

2012年1月20日 日常
軌跡585 写真
軌跡585 写真
正月前に携帯を取り替えた際、画面に写真を載せられるんならと、
ほぼ完成形のミナツ(腰掛けタイプ)の写真を撮ることにした。

デジカメで撮った場合、携帯画面の長さの問題で(480×854ある)
上下が余ってしまうのだが、かといって携帯のカメラで撮った場合、
全体的に画面は埋まるけれども色合いがググッとこないので、
デジカメで撮ることにして上下を黒帯で埋めて調整した。

個人的には頭が少し大きめに見えた方がかわいらしいと思うが、
どうも上からの照明をモロに受けて顔が陰になってしまっていて、
それで条件を変えて2枚目を撮るも、
同じようなのが撮れなくなってしまった。
トーシローなりに色々考えて撮ってみたけれど、
写真撮影はなかなか奥が深いものである。

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